セルシウス度はスウェーデン人のアンデルス・セルシウスが1742年に考案したものに基づいている。当初は1気圧下における水の凝固点を100℃、沸点を0℃として、その間を100等分し、低温領域、高温領域に伸ばしていた。しかしその後、定義は凝固点を0℃、沸点を100℃とする現在の方式に改められた。これは、カール・フォン・リンネか、セルシウスの用いていた殆どの温度計の製作者であるDaniel Ekstr?mの換言によるものかもしれないといわれている。
水の沸点と融点の間に100の目盛があることから、この体系のもともとの名称はcentigrade(「百分度」の意)であった。しかし1948年の第9回国際度量衡総会にて、名称が正式にセルシウスへと変更になった。これには、セルシウス氏自身の認知のためと、SI接頭辞であるセンチ (centi) との衝突からくる混乱(centigradeがgradeという単位の100分の1と勘違いされる)を避けるという目的があった。
その後の物理的な計測方法の進歩と熱力学温度の採用により、現在の定義は「ケルビンで表した熱力学温度の値から273.15を減じたもの」となっている。つまり、水の三重点を0.01℃とし、水の三重点と絶対零度の温度差の273.16分の1を1℃としている。「273.16分の1」という数字は、セルシウス度における1度の温度差をそのままケルビンの1度の温度差として使用するためのものである。すなわち、セルシウス度とケルビンの目盛の幅(1度の温度差)は等しい。なお、この定義により、水の沸点はちょうど100℃から99.974℃に変更された。
セルシウス度は日常の様々なところで用いられているが、放送メディアの中にはセンチグレードと呼ぶところも多い。特にBBCやITV、RT?のようなヨーロッパのテレビ放送の天気予報ではそう呼ばれる。[要出典]アメリカのメディアだけは依然単独でファーレンハイト度を用いている。
セルシウス度からファーレンハイト度への換算 F = 1.8C + 32
ファーレンハイト度からセルシウス度への換算
-40℃と-40?が等しいことを利用した、別の換算方法もある。
温度の単位の比較 ケルビンセルシウス度ファーレンハイト度ランキン度ドリール度ニュートン度レオミュール度レーマー度
絶対零度0−273.15−459.670559.725−90.14−218.52−135.90
地球表面の最低気温
(南極・ボストーク基地、1983年7月21日)184−89−128.2331.47283.5−29.37−71.2−39.225
ファーレンハイトの寒剤255.37−17.780459.67176.67−5.87−14.22−1.83
水の融点(標準状態下)273.15032491.67150007.5
地球表面の平均気温2881559518.67127.54.951215.375
人間の平均体温309.9536.898.24557.9194.812.14429.4426.82
地球表面の最高気温
(イラク・バスラ、1921年7月8日)
(リビア・ ⇒Al 'Aziziyah、1922年9月13日)
331.95
331
58.8
58
137.8
136.4
597.47
596.07
61.8
63
19.404
19.14
47.04
46.4
38.37
37.95
水の沸点(標準状態下)373.15100212671.670338060
チタンの融点1941166830343494−23525501334883
太陽の表面温度58005526998010440−8140182344212909
記号UnicodeJIS X 0213文字参照名称
℃U+21031-1-78℃セ氏度記号
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 温度の単位 | SI組立単位
更新日時:2008年7月11日(金)15:10
取得日時:2008/07/26 06:13