チーフ・セキュリティ・オフィサー (Chief Security Officer)。企業のセキュリティの責任者。
チーフ・リスク・オフィサー (Chief Risk Officer) またはチーフ・リスク・マネジメント・オフィサー (Chief Risk Management Officer)。企業のリスク管理の責任者。
チーフ・インフォメーション・セキュリティ・オフィサー (Chief Information Security Officer)。企業の情報セキュリティを総合的に管理する責任者。コンピューターシステムのセキュリティ対策を行うほか、会社の機密情報や保有する個人情報が漏洩することのないよう管理する。情報セキュリティマネジメントシステム (ISMS) の運用をする際の責任者に用いられることが多い。
チーフ・ソーシャル・レスポンスビリティ・オフィサー (Chief Social Responsibility Officer)。企業の積極的な社会貢献などを求める考え方である「企業の社会的責任」 (CSR, corporate social responsibility) を実行するための責任者。
チーフ・ジュディカル・オフィサー (Chief Judicial Officer)、チーフ・リーガル・オフィサー (Chief Legal Officer)。
チーフ・コンプライアンス・オフィサー (Chief Compliance Officer)。コンプライアンス(法令順守)や内部統制の責任者。
そのほかの最高責任者(CXO)
最高会計責任者 (CAO, Chief Accounting Officer)
最高総務責任者・最高管理責任者 (CAO, Chief Administrative Officer)
最高ブランド責任者 (CBO, Chief Branding Officer)
最高業務責任者 (CBO, Chief Business Officer)
最高コミュニケーション責任者 (CCO, Chief Communication Officer)
最高遵法責任者 (CCO, Chief Compliance Officer)
最高開発責任者 (CDO, Chief Development Officer)
最高人事責任者 (CHO, Chief Human resource Officer)
最高ロジスティクス責任者 (CLO, Chief Logistics Officer)
最高学習責任者 (CLO, Chief Learning Officer)
最高ネットワーク責任者 (CNO, Chief Network Officer)
最高人材活用責任者 (CPO, Chief People Officer)
最高生産管理責任者・最高製品責任者 (CPO, Chief Production Officer)
最高個人情報管理責任者・最高プライバシー管理責任者 (CPO, Chief Privacy Officer)
最高計画責任者 (CPO, Chief Project Officer)
最高品質責任者 (CQO, Chief Quality Officer)
最高レベニュー責任者 (CRO, Chief Revenue Officer)
最高戦略責任者 (CSO, Chief Strategy Officer)
最高安全責任者 (CSO, Chief Safety Officer)
最高ヴィジョン策定責任者 (CVO, Chief Visionary Officer)
最高ストレージ責任者 (CSO, Chief Storage Officer)
President。和訳は社長。社内カンパニー制など独立性のある内部組織の長を指す場合もある。米国の会社で使用されるが、英連邦諸国をはじめとするヨーロッパ、西アジアから東南アジアの国々の会社ではあまり使われない。
Chairman または Chairperson。取締役会(ボード)の会長または議長の意味。英国会社では、執行と監督を分離するために、業務執行取締役 (Executive Director) がチェアマンになることはできない。
Executive。直訳は執行者。取締役会メンバーを指す場合が多い。なお、米国会社において"Top Executive" と言う場合は通常 "President", "Chairman", "CEO", "COO" といった会社トップを指す。
Executive Vice President (EVP)。直訳は執行副社長。上級副社長と訳されることが多いが、SVP の訳語として用いられることの多い上席副社長と訳される場合もあるので、SVP と混同しないように注意。SVP よりも上の役職である。日本の会社においては、副社長の英訳として使用される場合が多い。
Senior Vice President (SVP)。直訳は上席副社長。EVP よりも下の役職であり、役員のうち比較的若手がなることが多いようである。日本の会社においては、専務の英訳として使用される場合が多い。
Vice President (VP)。直訳は副社長だが、社長に次ぐナンバー2というわけではない。米国会社での VP は、大きな会社の場合、通常は日本企業でいう部長〜本部長クラスである。小規模な会社の場合には、代理権をもつ支店長や課長なども VP である場合がある。支店などの事業拠点を担当する VP は支配人に相当する。日本でいう副社長クラスには "Senior" あるいは "Executive" が前についた SVP・EVP などの肩書きが使われる。日本の会社においては、直訳のイメージとの混同を避けるためにあまり使われない。
Managing Director。直訳は業務執行取締役。英連邦諸国の会社では取締役社長を意味し、デピュティ・マネージング・ディレクター (Deputy Managing Director) は取締役副社長または専務取締役に相当する。英連邦諸国の会社のマネージング・ディレクターは米国会社のプレジデントと同様に、社内カンパニー制など独立性のある内部組織の長を指す場合もある。米国会社においてはあまり使われない。日本の会社においては、常務の英訳として使用される場合が多い。なお、世界銀行や国際通貨基金などの国際機関では専務理事と訳される。
Director。和訳は取締役。英連邦諸国の会社とは違って、米国会社での Director は2種類の用法があり、取締役会 Board of Directorsのメンバー、つまり取締役という意味と、日本で言う事業部長や統括部長に近い役割のVPの下でManagerを指揮する役割の、和訳でいう部長や課長という意味合いがあるので、単にDirectorと言う場合には混同に注意が必要。日本の会社においては取締役の英訳としてそのまま使用される場合が多い。(もちろん日本でも部長、課長級の英訳としてDirectorを使用する場合が多いが、主題である「役員」の議論に限定すれば取締役の訳と解釈される)