江戸の町の本来の構成員は家持=町人であり、名主はその町の代表者であった。しかし、江戸では家持層が早くから不在となる場合が多く、17世紀末には町の名主は姿を消してしまう。町の名主に代わり、家持の代理人=家守(やもり)の代表である月行事(がちぎょうじ)が町を代表するようになる。
地方城下町の名主
町年寄(大坂など)
年寄(姫路など)
名主年寄(岡山など)
肝入(金沢など)
検断・肝煎(仙台など)
検断(会津若松など)
町代(名古屋・犬山・長岡など)
庄屋(岡崎・飯田など)
丁頭(駿府など)
一般の農家より大きく、現在に残っている庄屋、大庄屋屋敷は、主屋・長屋門などに歴史的価値のあるものが多い。※説明中の「重要文化財」は国の重要文化財を指す。
門脇家住宅(鳥取県西伯郡大山町)
⇒文化遺産オンライン。母屋は重要文化財。学習院大学名誉教授、門脇卓爾の実家。
庄司家住宅(鳥取県境港市)
⇒【市】1.庄司家母屋・茶座敷及び庭園。女優の司葉子は分家出身。
深田家住宅(鳥取県米子市)
国の名勝 ⇒深田氏庭園。隠岐に配流された後醍醐天皇を迎えるために造った庭園。
旧庄屋永沼家住宅(福岡県京都郡みやこ町)
重要文化財。
大鐘家住宅「花庄屋」(静岡県牧之原市)
重要文化財。 ⇒遠江大鐘屋敷。
中家住宅(大阪府熊取町)
重要文化財。
永富家住宅(兵庫県たつの市)
⇒重要文化財 永富家、 ⇒永富家。元鹿島建設会長鹿島守之助の生家。
三木家住宅(兵庫県姫路市)
⇒三木家住宅
目黒家住宅(新潟県魚沼市)
重要文化財。
上時国家住宅(かみときくに )住宅(石川県輪島市)
重要文化財。主屋ほか2棟。平時忠の子、時国の末裔とされる。 ⇒時国家。
旧仙洞御料庄屋 西尾邸(大阪府吹田市)
貴志康一、母の実家。
笹川邸(新潟県新潟市)
⇒笹川邸 埋もれた古城
旧黒澤家住宅 (群馬県上野村)
重要文化財。 ⇒楢原の重文・旧黒澤家住宅
参考文献
木村礎『近世の村』教育社、1980年
高橋康夫・吉田伸之編『日本都市史入門1』東京大学出版会、1989年
高橋康夫・吉田伸之編『日本都市史入門2』東京大学出版会、1990年
高橋康夫・吉田伸之編『日本都市史入門3』東京大学出版会、1990年
関連項目
名主(みょうしゅ)
豪農
豪農論
戸長
名望家
五人組 -- 江戸時代の制度。
旧家
村方文書
家守(やもり)
月行事(がちぎょうじ)
八丈小島-- 戦後まで名主制が存続していた。
特定郵便局--維新後に庄屋層の受け皿となった。
外部リンク
⇒新田開発
⇒一七 近世の村落生活
⇒古文書講座04
(P:歴史/P:歴史学/PJ日本史)。
カテゴリ: 江戸時代 | 日本の歴史関連のスタブ項目
更新日時:2008年9月21日(日)07:47
取得日時:2008/10/11 21:57