年齢主義と課程主義
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有識者の意見

上田早苗私立学校では出席日数不足はもちろん、成績によっても落第や留年をさせるが、それも高校生くらいからだと思う。本当に必要なのは義務教育のときの落第や留年ではないかと思う。基礎基本さえも身についていない子供に勉強の有用性を説いても机上の空論でしかない。親も先生も社会も「落第バンザイ!」というくらいの気持ちを持つことだ。(落第と留年の使い分けの説明はなし)(実務教育出版『子供を自立させる親、させられない親』)

苅谷剛彦フランスなどでは義務教育段階での原級留置が一般的に行なわれているが、日本の国民性や教育制度のもとでは有効性は疑問。原級留置の対象者拡大は急に行なわず、現行制度を徐々に改善していくべきである。( ⇒典拠

河村建夫義務教育段階での原級留置など、習得主義を研究すべきである。学年と年齢が固定されているのは疑問。保護者の理解が必要であり、幅広い議論を呼びかけたい。( ⇒典拠

グレゴリー・クラーク

小浜逸郎

藤田英典

町村信孝年齢にともなう進級は悪平等。二十歳の中学生や十歳の大学生がいてもよい。( ⇒典拠

日本弁護士連合会#日本における展望で説明している。


関連項目

年齢制限

履修主義と修得主義 - 定期考査

学齢 - 学年 - 飛び級 - 原級留置 - 就学猶予と就学免除 - 進級 - 卒業 - 学年制と単位制 - 学年制と無学年制 - 学年制と等級制

特別支援教育 - 早期教育

学力 - 学力低下 - 学業不振 - 落ちこぼれ - 浮きこぼれ


外部リンク

学制百年史

学制百年史 資料編

各国の義務教育制度の概要

我が国の義務教育制度について(下部に資料あり)


参考文献

奥田真丈、河野重男、安彦忠彦『現代学校教育大事典』(全7巻)1993年、ぎょうせい ISBN 4324037191 (絶版、新版(ISBN 4324064156)あり)「課程主義、年齢主義」

細谷俊夫、奥田真丈、河野重男、今野善清『新教育学大事典』(全8巻)1990年、第一法規 ISBN 4474147405 (絶版)「原級留置」「留年」「学年制」

菱村幸彦『教育法規からみた校長・教頭の職務百科』2004年、教育開発研究所 ISBN 4873808863 (流通中)162?163ページ「課程の修了・卒業の認定」堀井啓幸

糟谷正彦『校長・教頭のための学校施設・事務管理百科』2005年、教育開発研究所 ISBN 487380891X (流通中)58?59ページ「原級留置」堀和郎

菱村幸彦『教育の眼・法律の眼』1992年、教育開発研究所 ISBN 4873802237 (流通中)16?19ページ「落第を避ける教育風土」「登校拒否児の卒業・進級の認定」菱村

菱村幸彦・下村哲夫『教育の眼・法律の眼II』1994年、教育開発研究所 ISBN 4873802458 (流通中)34?35ページ「不登校児童・生徒の進級」下村

『教育法規の論争点』1994年、教育開発研究所 (絶版)142?143ページ「進級・卒業の認定の基準をどう考えるか」高見茂

『学習指導・評価の論争点』1994年、教育開発研究所 (絶版)96?97ページ「進級制度をめぐってはどのような論争があるか」林勲

『別冊教職研修No.8 2005年8月号 2006年校長・教頭・指導主事選考への基礎対策講座』2005年、教育開発研究所28?29ページ「義務教育への課程主義・修得主義の導入」葉養正明

『新教育法規読本』1992年、教育開発研究所 (絶版)150?153ページ「卒業認定と原級留置」中谷彪

佐藤秀夫『学校の文化史2』2005年、阿吽社 ISBN 4900590819 (流通中)戦前の学校の在学年齢についての詳しい考察がある。

小林哲夫『飛び入学 日本の教育は変われるか』1999年、日本経済新聞社 ISBN 4532162998 (絶版)戦前の飛び級制度などについて詳しい。
カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 教育学 | 教育制度 | 学校教育 | 差別

更新日時:2008年9月11日(木)18:37
取得日時:2008/10/09 18:17


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki