組織
浪士組、新選組(壬生浪士組、甲陽鎮撫隊、靖兵隊)、見廻組、新徴組
土佐勤皇党、奇兵隊、海援隊、陸援隊
赤報隊、奥羽列藩同盟、白虎隊、彰義隊、蝦夷共和国
額兵隊(仙台藩)、雷神隊(桑名藩)、凌霜隊(郡上藩)
幕府・各藩は海防のため、後には倒幕のために、競って西洋の最新兵器を揃えようとした。 しかし長い鎖国の間に西洋の軍事技術との差は開いて自製は困難であったから、ほとんどは外国商人から購入してまかなった。
小銃
前装式
弾と火薬を銃口から込める方式。
後装式
弾と火薬がセットになった弾薬筒を銃尾から込める方式。隊列を変えたり展開したりと、歩きながら装填が出来るようになり、その可動性が勝敗を分けたとも言われている。また、伏せた状態や銃剣を装着した状態での弾込めも可能となった。
火縄銃 - 戦国時代以来の銃。
ゲベール銃 - 前装滑腔銃で、火縄以外の点火方法と、頬に当てる和式銃床ではなく肩に当てる洋式銃床を持つもの。火縄を用いないため運用が楽になったが、フリントロック式では命中精度は火縄銃並以下、パーカッション式も、命中精度、射程距離共に火縄銃と変わらない。国内でも生産された。
ヤーゲル銃 - 前装ライフル銃。ライフリングを付けたことにより命中精度は格段に高くなったが、ライフリングに弾丸を食い込ませる必要があるため、弾込めが難しくなった。
ミニエー銃 - フランス製の前装ライフル銃。「ミニエー弾」と呼ばれる弾丸の発明により、弾込めが簡単になる。命中精度も高かったため、両軍の主力銃として用いられた。
エンフィールド銃 - イギリス製の前装ライフル銃。エンフィールド銘柄のミニエー銃を幕末日本ではこう呼ぶ。
ドライゼ銃 - プロイセン製の後装ライフル銃。実用後装ライフル銃としては世界初のものだが、薬莢は紙製であった。ボルトアクション式。ツンナール銃とも。
シャスポー銃 - フランス製の後装ライフル銃。フランス皇帝ナポレオン3世より幕府に送られたもので、幕府軍の精鋭部隊に与えられた。当時最新鋭の銃であるが、戦局に影響を与えることはなかった。
スナイドル銃 - イギリス製。ミニエー銃・エンフィールド銃を後装式に改造した銃。金属製の薬莢を使用する。明治初期の陸軍の主力小銃となる。
スペンサー銃 - アメリカ製の後装ライフル銃。七連発が可能。
大砲
アームストロング砲 - 鋼鉄製の後装式ライフル砲。装薬が充填され信管が取り付けられている尖頭砲弾を使用し、当時最強の火力を有した。肥前佐賀藩が使用し、戊辰戦争では多大な戦果を挙げた。
四斤山砲
四斤野砲
ガトリング砲
艦船
甲鉄艦
東艦
洋式帆船
咸臨丸
昇平丸
鳳凰丸
開陽丸
開成丸
丙辰丸
電流丸
回天丸
千代田形丸
高雄丸
富士山丸
参考文献
野田勝一、富田政信編『維新資料』
福地桜痴『幕末政治家』1900年(岩波文庫、2003年 ISBN 4-00-331861-7)
日本歴史学会編『明治維新人名辞典』吉川弘文館、1981年 ISBN 978-4-642-03114-1