帷幄上奏
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帷幄上奏の例

ここでは軍部が帷幄上奏を行った主な例を挙げる。この中には内閣などと権限を巡って対立を引き起こした事例も含んでいる。

作戦計画の許可・実施に関する裁可

日本国外への軍隊派遣に関する裁可

地方における治安出動のための兵力派遣の裁可

特別大演習の実施の裁可

その他動員を伴う事項に関する裁可

戦時法規などの諸規則に関する裁可

平時・戦時の軍隊の編成に関する裁可

師団などの配置決定に関する裁可

戦時などの特命検閲に関する裁可

将校及び同クラス以上の人事・職務に関する裁可

その他軍令一般に関する裁可

その他軍機一般に関する裁可


補注^ 第七条 事ノ軍機軍令ニ係リ奏上スルモノハ天皇ノ旨ニ依リ之ヲ内閣ニ下付セラルルノ件ヲ除ク外陸軍大臣海軍大臣ヨリ内閣総理大臣ニ報告スヘシ
^ 立憲政友会ではシベリア出兵における政府と軍部の対立から「帷幄上奏廃止」と「軍部大臣文官制」を掲げたが、元陸軍大臣田中義一を総裁に迎えた後に田中の要求によって廃止された。
^ 1930年ロンドン海軍軍縮条約締結に反対する軍令部長加藤寛治が条約反対の帷幄上奏を行おうとしたが、侍従長で前任の軍令部長でもある鈴木貫太郎が軍令部長の権限を逸脱すると反対したため帷幄上奏が行えず、条約締結後に加藤は帷幄上奏を行って辞表を提出した。なお、この出来事が後に鈴木が二・二六事件の標的となった一因であると言われている。


関連項目

統帥権

軍部
カテゴリ: 日本軍

更新日時:2008年7月6日(日)00:25
取得日時:2008/08/20 00:05


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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