市場経済自体の欠点
資源配分が効率的になるが、公平になるとは限らない。このため、貧富の差が拡大する可能性がある。また不完全情報や計画段階のミス等により資源配分が非効率になる可能性も有る。
貨幣によって取引が媒介される場合が多いが、貨幣が交換だけでなく蓄蔵の機能を持っているために、市場経済に需給ギャップが発生する場合がある。
生産工程が複雑化し定価取引が普及した後は価格による需給調整が行われにくく、数量による調整が行なわれ、失業や在庫が発生し効率が悪化する。
市場経済の均衡メカニズムが倫理的価値を包含しないため、誰もが反対するような結果になることがある(例:穀物価格の高騰→購入できない貧民層が増える→餓死者が出る→穀物需要が収縮→穀物価格上昇がストップ)。
市場経済が及ばないための欠点
前述の過剰生産や過少生産が温存されてしまう財・サービスにおいては市場は有効な結果を生み出せない(詳細は市場の失敗を参照)
外部経済と呼ばれる市場機構の外における価値の取引においては、人為的な調整無しに機構が働くことはなく適切な配分を達成できない。(例:環境問題)
関連項目
経済 - 計画経済 - 混合経済
需要と供給 - 財産権 - 所有権 - 市場の失敗
自由主義 - 自由放任 - 小さな政府
格差社会 - 貧富の差 - ワーキングプア
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更新日時:2008年8月24日(日)10:49
取得日時:2008/10/15 22:51