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河川の温度

河川は流域の熱を吸収し、下流に運搬する作用がある。このため、河川の温度は一般に源流において最も低く、下流に及ぶにつれて上昇する。これは温帯に限らず、熱帯極地でも成立する。

このため河川流域の樹木を伐採すると、すばやく熱が河川に運搬されるため、一般に気温が下がる。これは地表の日照が増えることから気温が上昇するだろうという直感とは逆の結果である。


浸食 この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。


氾濫 この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。


川の用語

日本の川は原則として固有名の後に「川」を付けて呼ばれ、上流の小さな川に「沢(さわ)」を付けて呼ばれるものもある。明治時代の初めまでは「河(かわ)」の字をあてることも多かった。中国語の「河」と「江」は、古代中国において黄河が河、長江が江と呼ばれていたことに由来し、それぞれ北方の川と南方の川に付けられる。古い日本語の「河」の字はこれを引き継いだものである。現代では河の字に大河のイメージがあり、修辞的に海外の大河に「河」を付けることもある。

川が地上を流れ始めるところを源または水源、その付近の川を源流という。普通の川は地下水が地上に湧き出る場所を水源として一年中水が流れるが、雨の日や雨季だけ一時的に流れる川もあり、これを枯れ川(涸れ川、水無し川)という。源流から流れた川は、いくつもの他の川と合わさって低い方に流れ、海や湖沼に注ぎ込んで終わる。そうやって川が終わる地点を河口という。蒸発や地下への浸透で水を失い、河口を作ることなしに水が途切れてしまう川もある。外見上は水がなくても地下で水が流れている場合もあり、これを伏流という。

湖沼に流れ込む川をその湖沼の流入河川と呼ぶ。逆に湖沼から流れ出る川は流出河川である。湖沼が川と比べて小さく、川の途中に湖沼がはさまったとみなされる場合があり、その場合には湖沼への流入地点を河口と呼ぶことはない。これはダム湖の場合に多い。

ある地点からみて、源に近い方を川上、河口に近い方を川下という。水が流れてくる方向が川上、流れ去る方向が川下である。また川上を上流、川下を下流とすることもある。川の全体を想定して、上流、下流と二分したり、上流、中流、下流と三分したりすることもある。上流は山地、下流は低地と地形から分けることもある。上流域の段差の激しい河川域を渓流という。

川は下流に行くに従って、いくつもの他の川と合流して大きくなる。合流する川のうち、より大きく長いものを本流または本川とする。このとき本流・本川でないものが支流または支川と呼ばれる。ある地点から川の流れが複数に分かれることもあり、この場合、大きいものを本流、本川、そうでないものを分流または派川と呼ぶ。本流、支流、分流が一般的な語で、本川、支川、派川は役所の用語である。

本流と支流の判定は、微妙な場合があり、歴史的・社会的事情で小さく短い川が本流とされる場合もある。小さな川が多くなる上流部ではどれが本流か特に決まっていないことも多い。近代以降の日本では本流を一つに決めようとする動きが強いが、南アメリカではアマゾン川を代表例として本流・支流の区別に関心が薄い。

流れたり分かれたりの関係を結ぶすべての河川と湖沼を合わせて、水系と呼ぶ。ある地点に雨が降って地上を流れることを想定したとき、その水は、海に直接流れ込むことがなければ、土地の高低に従っていつも一つの決まった川や湖沼に流れ込む。流れ込み先の川を同じくする地域を、その川の流域という。集水域も同じだが、こちらは湖沼についても用いることができる言葉である。通常、流域・集水域の判定ではその川の本流とすべての支流を合計する。流域面積は、川の規模を表すために長さとともによく用いられる。異なる流域・集水域の境界を分水界という。分水界が山の連なりである場合、それを分水嶺と言う。

川下を向いて左側の岸を左岸、右側の岸を右岸と呼ぶ。今ではこの見方が定着しているが、左右を呼び分けるときに川上を向くか川下を向くかは文化に依存する偶然で、北海道には左岸側の支流の名に「右」、右岸側に「左」が付けられる場合と、左岸側に「左」、右岸側に「右」が付けられる場合とが混在している。

川の氾濫を防ぐために、川に沿って土を高く盛ったものが、堤防である。堤防からみて、川に近い方を堤外または堤外地、川から遠い方を堤内または堤内地という。人家に近いほうを「内」、遠い方を「外」と見てこのように呼ぶ。堤防は人工物だが、洪水で土砂が寄せられた結果として自然に細長い土地の高まりができた地形があり、これを自然堤防という。

治水工事を施された川では、ふだん水が流れている所を低水路という。水面との高度差がほとんどないがふだんは水が流れていないところを低水敷という。低水路から一段高く、堤防から一段低い場所を、高水敷という。低水敷と高水敷はどちらか一方が欠けていることも珍しくない。これらは治水にあたる行政当局の用語で、一般には高水敷を河川敷と呼ぶことが多い。



日本の川


河川

「河川」とは日本の川や湖沼など一定の面積を有する水面を指し示す行政用語である。


法による分類

日本法律である河川法地方自治体の一部条例で川を行政的に管理している。また河川は下記に分類される。

一級河川一級水系本川となれる、日本国が管理する川。河川法が適用されている。

二級河川二級水系本川となれる、都道府県が管理する川。河川法が適用されている。

準用河川単独水系本川となれる、市町村が管理する川。河川法が準用されている。

普通河川:河川法により適用・準用共されない川 市町村が必要と認めれば条例により管理される川。

注意:概ね、川の長さと、同じ名前で同地域にある河川の指定区間の長さは同等である。しかし上流に他の河川や沢を持たない河川は、しばしば同名の川の長さより河川の指定区間の方が短い。(例:千葉県勝田川


世界の川

普通の川は高地を水源とし、海洋に注ぎ込む。

内陸河川とは、海洋に注ぎ込む前に水量が大幅に減って、消滅してしまう川である。(中華人民共和国内モンゴル自治区黒河等)また、海洋ではなく閉鎖された湖沼に注ぎ込むものもある。(タリム川ロプノール


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki