小銃(しょうじゅう)は、個人用の火器で、長めの銃身(弾丸の通る管)を備えた銃。大砲と対になる言葉である。軍において主力となる銃であり歩兵銃とも呼ばれる。
目次
1 概要
2 法律上の規定
3 小銃の種類
3.1 レバーアクションライフル
3.2 ボルトアクションライフル
3.2.1 代表的なボルトアクションライフル
3.3 自動小銃・半自動小銃
3.3.1 代表的な自動小銃・半自動小銃
3.4 アサルトライフル
3.4.1 AK-47およびAKM/AK-74
3.4.2 M16/M16A1/M16A2
3.4.3 他の代表的なアサルトライフル
3.5 カービン銃
3.5.1 代表的なカービン銃
3.6 狙撃銃
3.6.1 代表的な狙撃銃
3.7 対戦車ライフル(対物ライフル)
3.7.1 代表的な対戦車・対物ライフル
3.8 競技用ライフル
3.9 狩猟用ライフル
4 関連項目
5 外部リンク
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拳銃に比べ、はるかに威力と精度に優れる。これは長い銃身と専用の弾丸によるもので、用途や射程によりアサルトライフル、狙撃銃(スナイパーライフル)などの種類にわかれる。
小銃はライフルと呼ばれることも多い。これは本来小銃の銃身内に施された旋条(ライフリング)のことである。かつての銃は火縄銃やマスケットなど旋条が存在しない滑腔銃だった。そのため旋条のある銃がそのままライフルと呼ばれるようになったのである。そして現代の小銃はほぼ旋条を有するのでライフルとほぼ同義となっている。ライフルから撃ち出される弾丸は、この溝に浅く食い込みながら回転運動を得て、ジャイロ効果により滑腔銃よりはるかに高い直進性を得る。
日本では銃刀法により、小銃とは自衛隊、警察、海上保安庁などに配備される小型武器としてのライフル銃と規定され、狩猟や競技目的のライフル銃である猟銃と区別されている。
日本国内での小銃の所持は自衛官、警察官(機動隊員)、海上保安官などに限られ、一般人の所持は猟銃(狩猟用・競技用ライフル、散弾銃)と空気銃に限られている。狩猟用ライフルを所持する場合は散弾銃を10年以上継続して所持しているという実績が必要である。また狩猟用ライフルは狩猟法の規定により口径が5.9ミリ以下の物は認められない。競技用ライフルの場合は日本体育協会の推薦が必要となり、射撃大会などの成績により認定される段級位に応じて、エアライフル、小口径ライフル(口径5.6ミリ)、大口径ライフル(口径8ミリ以下に限られ、口径5.6ミリであってもセンターファイヤーの物は大口径として扱われる)が所持できる。この場合必ずエアライフルからはじめなければならず、小口径を経て大口径ライフルへと段位を積み重ねる必要がある。また推薦要件は手動単発式ライフルのみであるため、小口径・大口径はボルトアクションライフルに限られ、狩猟用のような半自動式ライフルは競技用として所持できない(ライフル協会などの推薦が出ないため)。また、狩猟用、競技用共構造として5発を超える装弾が装填できる弾倉を持つ物は許可されない(薬室内1発+弾倉内5発の物は可)。
レバーアクションとはライフル銃の機関部下側に突き出した用心鉄(引鉄のガード)を下に引き、それをまた戻すことでレバーに接続された遊底が前後に動き、薬室から薬莢を排除すると同時に次弾を装填するという仕組みである。この機能はアメリカ西部開拓時代の銃技師であったジョン・ブローニングにより開発され、後にレバーアクション機能の製造権をブローニングから買取ったウィンチェスター社により大量販売された。それまで南北戦争などで使用されていた単発ライフル銃を自ら改良し、それまで一発ずつ弾込めしていたライフル弾を13発まで連射可能にした。しかし遊底の移動量をあまり大きく取ることができず薬莢長の長い、威力の大きな弾丸が使用しづらいこと、チューブ型の固定弾倉に1発1発弾丸を装填する必要があったため、レバーアクションライフルは軍用銃の主流とはならなかった。
ウィンチェスターM1873(アメリカ)
ウィンチェスターM1894(アメリカ)