宇宙船
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この項目では宇宙空間で移動するための乗り物について記述しています。朝日ソノラマが刊行していた特撮専門雑誌の『宇宙船』については宇宙船 (雑誌)をご覧ください。有人宇宙船 ソユーズ

宇宙船(うちゅうせん)とは、科学的探査・軍事的調査などの目的で人間を一定期間宇宙空間に滞在させるために作られた人工構造物のこと。
目次

1 呼称と分類

2 概要

3 代表的な宇宙船

3.1 カプセル型

3.2 往還機


4 SFにおける役割

4.1 架空の宇宙船


5 関連項目

6 脚注

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呼称と分類
宇宙機
人工衛星宇宙探査機などの無人機や宇宙ステーションを含む、宇宙空間における広義の人工構造物は宇宙機 (spacecraft) と総称される。人工物を宇宙空間まで運ぶ機械(ローンチ・ヴィークル)は、宇宙機とは別に考えることが多い。
ローンチ・ヴィークル (launch vehicle, LV)
宇宙輸送システムのうち、宇宙機を宇宙空間まで打ち上げる(ローンチする)装置のこと。2000年代現在はほとんどが使い捨て式 ( ⇒w:Expendable launch system) でロケットと呼ばれている。
宇宙ステーション
惑星衛星近傍の軌道上に長期間滞在するための宇宙ステーションは、一般に宇宙船とは区別される。
カプセル型宇宙船
を持たず、使い捨てを前提とする宇宙船。アポロソユーズなどに代表される。スペースシャトルの登場でいったんは廃れたものの、コストなどの点から再評価されている。アメリカはシャトルの後継としてカプセル型のオリオンを採用した。
宇宙往還機
地上と軌道上とを繰り返し往復する宇宙船、ないしLVやブースターを合わせたシステム全体。システムの全体または一部の再使用を前提としており、宇宙船はふつう翼を備える。再使用型宇宙輸送システム、再使用型宇宙往還機などとも呼ばれる。スペースシャトルが代表的。狭義には、スペースプレーンは含まない[1]。ブースターを用いない単段式宇宙往還機 (SSTO) も研究されているが、コストなどの面から不利とされている。


概要

宇宙船は次のような条件を満たさねばならない。
打ち上げ時の振動に加え、宇宙空間における極低温から数千度の高温までの温度変化・宇宙線・高真空磁気といった過酷な環境に耐え得る船体(構体)を有する。

様々な装置を動かすための動力源(通常は電力源)を持つ。

天体重力や自身の慣性で動かされるだけではなく、自ら加速して推進する機能を持つ。

搭乗員が過酷な外部環境に晒されないよう閉鎖された部分を持ち、その内部では安全な環境が維持される。外部へ出入りする際には、エアロック(気閘)を利用する。

人間の生存のに必要な酸素など、宇宙空間で手に入りにくい物資は内部に蓄えている(蓄える事が可能である、生成可能である)。

現在の代表的な宇宙船は次のようなものである。化学反応を利用してガスを噴出する化学ロケットエンジンなどによって推進し、金属や複合材料製の船殻や構造材で宇宙線などを防ぐ一方で船体の耐熱塗装や冷却装置が熱の問題を解決する。乗員やコンピュータなどは与圧キャビンで保護され、太陽電池燃料電池で稼動に必要な電力を賄い、液体燃料や酸化剤、酸素をタンク内に持つ。さらに地上への帰還、すなわち大気圏再突入時の空力加熱に対する熱防護システム (thermal protection system, TPS) が必要となる。


代表的な宇宙船


カプセル型

マーキュリーアメリカ NASA

ジェミニ(アメリカ)

アポロ(アメリカ)

オリオン(オライオン)(アメリカ)

ボストークソ連

ボスホート(ソ連)

ソユーズ(ソ連・ロシア 連邦宇宙局

神舟中国


往還機宇宙往還機 スペースシャトル

スペースシャトル(アメリカ)

スペースシップワン(民間:アメリカ スケールド・コンポジッツ社)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki