学校
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学校の語源

明治初期に、小学校および師範学校が設立されたが、そのとき教科書アメリカのものを翻訳したり、参考にして作られた。「学校」という用語は古くから足利学校などの例で用いられてきたが、今日的な意味で用いられるようになったのはこの時代であるとされている。

英語 school(スクール)の語源古代ギリシャ語で、schole(スコレー、暇)。古代ギリシア古代ローマの「市民」(市民権をもつ。裕福で、労働奴隷がおこなう)が、音楽芝居、議論を楽しんだり、スポーツを嗜んだりする暇な時間、そしてその暇つぶしの場所から由来し、ラテン語でそれをschola(スコラ)と訳したのが直接の語源になる。scholaは、「学院僧院」の意味で、思想史では「スコラ学」(僧院哲学、スコラ哲学)の名前で出てくる。実際には、スコラはキリスト教教義研究や教育に専念する修道士たちの生活と研究の場であった僧院のこと。


概要

制度化された学校は、一般的には初等教育中等教育高等教育の3つに分けられる。この他にも、制度化されていない学びの場としての学校も社会に数多く存在している。

種々の学校の多様な役割

基礎的教育、訓練 -- 小学校中学校高等学校中等教育学校特別支援学校朝鮮学校日本人学校

技術者養成 -- 職業高校専門学校工学部法学部商学部

特定の職業に付くための必須課程 -- 理容学校、看護学校医学部

学問的研究、研究者の養成 -- 大学

進学のため準備 -- 予備校学習塾、高等学校


歴史

学校は、日本では明治以前から寺子屋と呼ばれる教育施設が存在していた。また、それ以前にも寺院などを中心に教育研究のための施設が設けられることがあった。 平安時代貴族師弟の教育機関として大学寮が存在したが、今の大学とは別物である。

ヨーロッパでは、中世大学が設立されるようになり、それらの中には現在まで続くものも少なくない。

身分社会がなくなると、学校教育の拡大と義務教育制度の普及により、20世紀からは学校の数が飛躍的に増大した。特に、義務、無償、中立性という現在の学校の原則が確立したのは、19世紀ヨーロッパにおけることである。例えば、フランスにおいては、それら原則は、フランス革命期のコンドルセの理念が19世紀末において実現する。19世紀に誕生し、義務・無償・中立性を基調とする近代学校は、国語、国史、国民道徳の教育をメインにし、その国家の「国民」を育成する装置として機能した。つまり、国民としてのアイデンティティの形成が学校に期せられたのである。なお、近年邦訳をみたピエール・ノラの『記憶の場』は、その点に詳しい。

しかし発展途上国では未だ初等教育中等教育のための学校すら、その整備の間に合っていないところも多い。


設立

近代以前には、宗教団体など民間団体による学校の設立が少なくなかった。しかし近代になると、教育が国家事業として行われるようになり、公的な団体によって設立・整備・管理・指導されることが多くなっている。


関連項目ウィキメディア・コモンズには、 ⇒学校 に関連するマルチメディアがあります。ウィクショナリーに ⇒学校の項目があります。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki