毒殺以外では、天皇が宮中で何者かに刺殺あるいは斬殺されたという説もみられ、「宮家の侍医が深夜呼び出されて御所に上がり、腹部を刺され血まみれになった孝明天皇と思われる貴人を手当てしたが甲斐無く絶命した」という類の話が数種流布している。しかし、原因不明の難病ならばまだしも、刺された事が明らかな状況でわざわざ典医以外の医者を呼ぶ事は不自然であるなど、毒殺説に比してあまりに荒唐無稽でオカルト的内容であり、歴史研究者の間ではほとんど取るに足らないものとされている。
孝明天皇を演じた人物
花柳錦之輔(『徳川慶喜』・1998年・NHK大河ドラマ)
中村福助(『新撰組!』・2004年・NHK大河ドラマ)
東儀秀樹(『篤姫』・2008年・NHK大河ドラマ)
参考文献
宮内省図書寮 編『孝明天皇実録』1〜2巻(ゆまに書房、2006年) ISBN 4843320404
藤田 覚『幕末の天皇』(講談社選書メチエ、1994年) ISBN 4062580268
佐々木 克『幕末の天皇・明治の天皇』(講談社学術文庫、2005年) ISBN 4061597345
蜷川 新 『天皇?誰が日本民族の主人であるか』(光文社 1952年)ISBN 4860950445
脚注^ ただし夙子は、明治に入って皇太后となるまでは正式な皇后ではなく「准后」(皇后に準ずる身分)であった。
^ 中山慶子が宮中から父の忠能に宛てた手紙にも、「御匙高階痘は餘り手かけ不申由西尾久野へも御薬なと相談にて上候由」(執匙の高階はあまり痘瘡を手がけた経験がないそうで、お薬は西尾や久野にも相談した上で差し上げているとのことです)と記されている。
^ 京都府医師会 編『京都の医学史』(思文閣出版、1980年)1301頁
^ 伊良子光孝が医学史雑誌『医譚』の第47・48号(1976年)に天脈拝診日記を再発表した際に記述したところによると、拝診日記の最初の発表以降、孝明天皇毒殺の証拠を探ろうとして光孝のもとへ歴史研究者や作家の類がかなり押しかけてきたという。これに閉口したのか、光孝は天皇の死因について「真実は医師である自分にも判らない」として私見の開陳を避け、「討幕派が天皇毒殺をするなど考えられず、また考えたくもない」といった旨のことも述べている。
先代:
仁孝天皇天皇
第121代: 1846 ‐ 1867次代:
明治天皇
歴代天皇一覧
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11 垂仁12 景行13 成務14 仲哀15 応神16 仁徳17 履中18 反正19 允恭20 安康
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41 持統42 文武43 元明44 元正45 聖武46 孝謙47 淳仁48 称徳49 光仁50 桓武
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71 後三条72 白河73 堀河74 鳥羽75 崇徳76 近衛77 後白河78 二条79 六条80 高倉