日本で新天体を発見した場合、基本的には国立天文台へ連絡を行うことになる[2]。国立天文台では、他の観測機関や他の観測者からの連絡を受けて、その天体の種類を確定するための相互検証を始める。まず、天文中央電報局へ連絡を行う。ここからの連絡を受けて、各国の観測所では、発見者が連絡した観測点から推定される天体を観測して、軌道計算を行い、天体の測光観測によって種類を確定する。
そこから、小惑星の場合には、小惑星センターへ、彗星の場合には、国際彗星季報へ連絡を行う。そして、惑星(小惑星・彗星も含む)等の場合には、軌道を確定するための観測を行い、発見した天体を新天体として登録するための手続きをはじめる。
新天体として、登録を受けた天体は、彗星の場合、発見者の名前が付く。小惑星の場合、発見者に命名提案権が与えられる。衛星の場合は命名規則が厳しいが、発見者の希望が考慮されることがある。惑星の発見に関する規定はまだない。
この分野における著名な人物として、本田実、池谷薫、関勉、中野主一らが挙げられる。
有る程度の大型の機材が必要なため、公開天文台での観測や職業として天体観測を行っている者が参加している分野である。
脚注^ 当時は、超新星を客星と記録していた。彗星なども同じような記録として残っている可能性がある。
^ 各天文研究会などに参加している天体観測家は、天文研究会で軌道計算などを実施している者を通じて、直接スミソニアン天体物理観測所(天文中央電報局)へ連絡しても問題はない。天文中央電報局から、各国の中央天文台へ連絡が行われることになっているためである。
観測施設
天文台
関連情報
天体観望
天文雑誌
暦
黄道十二星座 - 十二宮 - 星占い
光害
参考文献
長沢工『はい、こちら国立天文台―星空の電話相談室』新潮社。
長沢工『天文台の電話番 国立天文台広報普及室』地人書館。
長沢工『天文の位置計算 増補版』地人書館。
中野主一『天体の軌道計算』誠文堂新光社。
長谷川一郎『天文計算入門-球面計算から軌道計算まで』恒星社厚生閣。
外部リンク
⇒天体観測のページ
⇒国立天文台
カテゴリ: 天文学 | 科学史 | 野外活動
更新日時:2008年8月15日(金)17:11
取得日時:2008/10/11 19:29