この当時、社会事業をめぐる議論が盛んとなり、米騒動後には政府・地方で社会局および方面委員制度の創設が相次いで行われ、それらの機関によって都市の貧民調査や公設市場の設置などが進められていった。 また1919年(大正8年)には、第一次世界大戦を契機とした国民の思想・生活の変動に対処するという目的で内務省の主導による民力涵養運動が開始されており、後の教化総動員運動の先駆けともなる、国家が国民の生活の隅々まで統制を行おうとする傾向がこの時期から見られるようになる。
こうして大正時代において社会事業が活発となった原因として、小作争議の頻発や労働運動の大規模化など、地方改良運動に見られるような従来の生産拡大方針では解決不可能な問題が深刻化したことが指摘されている。
略年表
1913年(大正2年):大正政変
1914年(大正3年):シーメンス事件、第一次世界大戦勃発
1917年(大正6年):ロシア革命
1918年(大正7年):シベリア出兵、米騒動
1919年(大正8年):パリ講和会議、選挙法改正
1920年(大正9年):国際連盟設立、尼港事件
1921年(大正10年):原敬首相東京駅で暗殺
1922年(大正11年):ワシントン会議
1923年(大正12年):関東大震災
1924年(大正13年):排日移民法が米国連邦議会で成立
1925年(大正14年):治安維持法制定、普通選挙法
大正元年2年3年4年5年6年7年8年9年10年
西暦1912年1913年1914年1915年1916年1917年1918年1919年1920年1921年
干支壬子癸丑甲寅乙卯丙辰丁巳戊午己未庚申辛酉
大正11年12年13年14年15年
西暦1922年1923年1924年1925年1926年
干支壬戌癸亥甲子乙丑丙寅
明治天皇が崩御して、新元号をスクープしたのが朝日新聞の緒方竹虎である。彼は記者時代の新元号スクープにより出世し、同社編集長、更に後には政治家へと栄転する。
大正を名乗る企業・団体・人物
大正製薬
大正大学
大正海上火災保険(後に三井海上火災保険。現三井住友海上火災保険)
大阪市大正区
日本大正村
大正九年(ミュージシャン)
⇒大正薬品工業
⇒大正薬化工業
家具の大正堂(ルームズ大正堂)
大正銀行
関連項目
大正デモクラシー
大正ロマン(大正浪漫)
阪神間モダニズム
日本の元号
前の元号:次の元号:
明治昭和
カテゴリ: 日本の元号 | 大正時代
更新日時:2008年10月3日(金)16:37
取得日時:2008/10/07 00:53