理系は研究職や技術職につくため、研究の経験が必要な上に先端技術の開発とともに修士課程までの研究が必要とされた経緯がある。そのため国立大学の工学部では学部の半分以上が修士課程に進む大学もある。一方、経済学部や法学部といった文系学部では専門職大学院 に進むもの以外は修士課程への進学は少ない。国立大学でも数パーセントから多くても十数パーセントに留まる。
教育関係に限って言えば専修免許状を取得して教職につくのであれば文系でも大学院に進学する人は多い。国家公務員の第一種の試験でも近年は修士卒の合格者が増えている。
しかし最近の傾向では学部卒のときに就職できずに大学院に行き2度目の就職活動に失敗してニートやフリーターになるものもいる。
アメリカでは大学院進学者は多い。専門職大学院が充実していることが背景にある。たとえばアメリカで経営者になるには、4年制大学の学部課程を卒業した(あるいはそれと同等の資格を得た)後に経営大学院を卒業するべきである。同様に、弁護士や国家公務員、あるいは議員になるにはロースクールを卒業するべきである。医師や歯科医師になるためにはそれぞれメディカルスクール・デンタルスクールで学ばなければならない。
また、学術大学院の修士課程・博士課程卒業者も専門性を生かした職業を得るのは比較的容易であり、給与体系の面でも優遇されている。その点において日本とは異なる風土にあると言える。
関連項目
大学院生
大学院大学
専門職大学院
研究科 - 専攻
学位
講座制と学科目制
大学設置基準 - 大学院設置基準
アメリカ合衆国の教育#大学院
留学#米国大学院留学
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