声優
不朽の名作から
ケータイ小説(笑)まで

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舞台活動

新劇系や小劇場出身者が声優へ活動範囲を広げることがあり、声優と俳優の境界線上の活動ではある。しかし、声優養成所を経由して声優になったものの商業ベースに乗らずマスメディアからも注目されない小劇場での舞台活動を行なうことも少なくない。こうした活動はマネージメントが発生しない限り、声優プロダクションは関与しない。


歌手活動

自らの名前で歌手のような活動をする声優(後述の「アイドル声優」参照)もいるが、厳密な意味では本来の声優の業務ではないとされている。

しかし、アニメにおいては主役又は主役級の配役をもらうと、そのアニメの主題歌を歌うことがある。また、ファンを対象にしたグッズの1つとして、アニメのキャラクターが歌っているという設定で、アニメのキャラクター名義のCD(キャラクターソング)を出すことも珍しくなくなっている。同じ歌手活動を行っている声優でも、自らの名義での曲と、演じるキャラで歌う曲とで曲調や歌い方が大きく異なる例も少なくなく、後者ではキャラの声で歌い切る技量も要求される。従って、特にアニメへの出演を中心に活躍する声優にとっては、基本的な業務の1つに数えてもいいだろう。変わったところでは、演じるキャラクターの設定が歌手であるという理由で歌を歌うこともある。

また、他のジャンルの歌手と比べるとレコード会社との専属契約の制約項目が緩い例がほとんどで、所属する会社以外からもキャラクターソング名義でCDを出す例も少なくない。


ラジオパーソナリティ

ラジオ番組(アニラジ)を持ち、そのトークと進行を行う。古くは一部を除いて地方局での放送が主体であったが、1990年代に入ると文化放送など首都圏のラジオ局でも急増している。特定のアニメやゲームなどとのタイアップで1年程度で終了するものも多いが、人気があれば数年続くことも珍しくなく中には10年を超える長寿番組もいくつか存在する。

小森まなみmamiのRADIかるコミュニケーション』・林原めぐみ林原めぐみのHeartful Station』などが有名。役柄でない声優本人の姿に接することができるため、ファンにとっては欠かせない存在となっている。近年では、コストが安くリスナー数も接続数で直接分かるインターネットラジオへの進出も著しい。


その他

企業内の教育ビデオへの出演及びそのナレーション、イベント司会、番号案内の録音されたメッセージ、デパートでの録音案内、出演作品関連あるいは自らの名義での各種イベント出演、アニメ情報番組での顔出しの司会やインタビュアー、プロレスや格闘技のリングアナウンサーなどを務めることもある。また、路線バスなど公共交通機関のアナウンス(自動放送)ではアナウンサーの声や合成音声がよく使われてきたが、最近では声優が吹き込んだものが使われることも多くなってきた。なおこれらの場合、声優の名前が公表されるか非公表となるかは企業の方針次第で異なってくる。

DTM製作用の音声合成エンジンのパソコンソフト『VOCALOID2』のキャラクター・ボーカル・シリーズでは、音楽関係者の起用がままならなかった事などから音声素材のサンプリングの人選に難航し、声優が起用されたものが結果的にヒット製品となった事から、これも現在では声優の仕事の領分として事実上認知されている面がある。

変わった所では、首都圏を中心とした公営競技場での選手紹介イベントやファンサービスイベントなどで、司会進行役として声優が起用されることが時折見られている。また、大井競馬場の『東京シティ競馬中継』では男性MC陣の一部として声優2名が長丁場の司会を務めている(レース実況は別に専門のアナウンサーが担当)。この公営競技関連の仕事は、場所が場所ゆえ、司会として名前が紹介されることがあったとしても、声優として来場者やテレビ中継の視聴者から意識されることがほとんどないという、声優にとってある意味では特異な仕事といえる。


プロダクションの役割と得意分野

プロダクション(事務所)は声優から事務手数料を徴収し、音響制作会社や放送局に対して、吹替、アニメ、CMなど得意分野ごとに配置されたマネージャーが営業活動や売り込みを行なう。音響製作会社からのオーディションの募集に応じて、適役と判断した自社の声優に連絡などもするのもマネージャーの役割である。プロデューサー音響監督との繋がりで、マネージャーが作品の演技事務を任せられ、主要な役以外のキャスティングを担当し、声優のスケジュール調整などの事務作業を行なう場合もある。声優の仕事は所属するプロダクションの得意分野に左右されることが多く、例えば有名な声優で、アニメを得意分野とするプロダクションに所属していればアニメの仕事はよくくるが、洋画海外ドラマ吹き替えナレーション・CMなどの得意分野以外の仕事はあまりこないというケースがよくある。

プロダクションの得意分野を挙げると、

アニメ・ラジオ[3]アーツビジョンアイムエンタープライズ

吹き替え・ボイスオーバーぷろだくしょんバオバブマウスプロモーション劇団文学座青年座演劇集団「円」劇団昴テアトル・エコーなど)。

ナレーション・CMは青二プロダクション大沢事務所シグマ・セブン

NHK製作番組(主にドキュメンタリー特集での外国人インタビューでの吹き替え)は81プロデュース

駅アナウンスでは俳協

特撮テレビドラマでの着ぐるみのキャラクターなどの吹き替えは青二プロダクション、81プロデュース、俳協、テアトル・エコー。

とされている。子役声優の場合、有名児童劇団からの起用が多く、特に劇団ひまわりから起用されることが比較的多い。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki