声優
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俳優関係

舞台・テレビ放送などとは演技・収録環境が異なることもあり、名優とされる人物でも声優として声を演じると演技に違和感の出る場合がある(ディズニー・ピクサーといった海外アニメが多い。国内においてはスタジオジブリ作品に多い子役・俳優等)。また、声優独自の演じ方・発声の方法というものもあるようで、俳優としての演技力自体は申し分なくとも、本職声優に囲まれると声の演技が浮いて感じられることもある。

しかし、中には本職声優さながらの名演をする者も存在する。『ルパン三世劇場版第一作』で敵役マモーの声を演じた西村晃は老人然とした容姿とは一線を画す若々しく張りのある声でマモーを「ルパン史上最高の敵役」との評価を受けることに貢献した。『あしたのジョー』において矢吹丈の声を演じたあおい輝彦と丹下段平の声を演じた藤岡重慶は「彼ら以外には考えられない」と絶賛を受け、テレビ・劇場版の両アニメ及びCM・ゲームに至るまで、実写版映画と舞台を除くほぼ全てのバージョンにおいて不動のキャスティングとなった。また、映画『ストリートファイターII MOVIE』でケン・マスターズの声を演じたタレント羽賀研二(後に、テレビアニメ『ストリートファイターII V』やディズニー作品の『アラジン』にも声をあてた)や、フェイロンの声を演じたプロレスラーの船木誠勝は、「声優業でも通用する」と視聴者を唸らせたことは有名である(もっとも、この両者は声あてが決まった時、相当量の演技練習を積んだとも言われる)。船木は後にOVA作品に主演として声をあてている。最近では『天元突破グレンラガン』にて螺旋王ロージェノムの声を演じた池田成志とアンチ=スパイラルの声を演じた上川隆也、更には『闘牌伝説アカギ ?闇に舞い降りた天才?』のアカギと『逆境無頼カイジ』のカイジの声を演じた萩原聖人が高い評価を受けている。

女性では『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』において緋村剣心の声を演じた涼風真世と、『R.O.D -READ OR DIE-』及び『R.O.D -THE TV-』において読子・リードマンの声を演じた三浦理恵子が筆頭格と言える。両者とも前段階では起用に疑問を唱える原作ファンが少なからず存在したものの、最終的には大きな支持を獲得するに至った。

その他に高評価を得た例としては、『009-1』ミレーヌ・ホフマン・・釈由美子、『ブレイブ ストーリー』三谷亘・・松たか子、『キノの旅』キノ・・前田愛 (女優)、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』音無小夜・・工藤夕貴、『鉄コン筋クリート』シロ・・蒼井優、『ストレンヂア 無皇刃譚』名無し(主人公)・・長瀬智也等がいる。


現役のアイドル・タレント関係

現役アイドルとして人気を集めているタレント、あるいはファッションモデル出身の売り出し中の若手女性タレントなどが主に子供向けのアニメへ声優としてレギュラーで声をあてることがある。

主な例として、『姫ちゃんのリボン』に声をあてた草g剛、『赤ずきんチャチャ』に声をあてた香取慎吾、『鋼の錬金術師』にゲストとして声をあてた白石美帆が有名である。ファッションモデル出身者では、『Paradise Kiss』に山田優が、『ハチミツとクローバー』に工藤晴香が声をあてていた。

最近でも『アイシールド21』に中川翔子、『獣王星』に堂本光一小栗旬、『きらりん☆レボリューション』にモーニング娘。久住小春、『GetBackers-奪還屋-』に乙葉、『デジモンセイバーズ』に新垣結衣、『結界師』に和希沙也が声をあてているなど、人気アイドルの声優活動は子供向けアニメを中心に少なからず見られるものとなっている。

基本的にアイドル・タレントとして盛業である者の声あてについては、大半のケースで出版社や芸能事務所、番組スポンサーなどの関係による何らかのタイアップの要素が絡んでおり、その作品への声あて終了後も声優として活動を継続する者は珍しい。また、声あて終了後にはアニメへレギュラーで声をあてた経歴を「なかったこと」にしようとする例や、ゲストとしての声の出演などでは、ソフト化の際に別人が声をあてた新録版が収録される例などもある。


グラビアアイドル・タレント関係

この分野は山本梓秋山莉奈山崎真実等の例に見られるように、アニメよりも特撮番組への出演が目立つが、その中にあって特筆に価するのが福井裕佳梨の存在である。1998年に『彼氏彼女の事情』で声優デビューして以来、グラビアアイドルとしての仕事と並行して着実に実績を重ね、主役級キャラクターとして起用される事例も増えており、むしろ声優としての認知度の方が高い、と言っても過言ではない。

他には小向美奈子が『ホイッスル!』において主人公の声を演じた事例が目立つ程度であるが、1980年代に一世を風靡したOVAシリーズ『くりいむレモン』及びその派生作品『レモンエンジェル』が2006年に復活するにあたり、しほの涼が『くりいむレモン New Generation』、『LEMON ANGEL PROJECT』、『レモンエンジェル 実写版』の関連3作品で主人公を演じた(かつ、当時現役の中学生であった)事で話題となった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki