埼玉スタジアムでは、以前は大宮アルディージャの主催試合も2001年から行われていた。2001年から2003年まではJリーグ2部(J2)、2004年からはJリーグ1部(J1)の公式戦を開催した。
特に、本拠地のさいたま市大宮公園サッカー場(NACK5スタジアム大宮)をJ1基準に満たすためのスタジアム改修が着工された2005年には実質的な準メインとなり、2006・2007年度はメインを駒場に移し観客動員が多く見込まれる試合のみを開催した。
しかし、3万人以上が集まる「さいたまダービー」の浦和戦[8]を除くと観客数は伸びず、規模は大きいが旧大宮市地域からの交通の便が悪い[9]同スタジアムを利用した利点は少なかった。
2007年10月に大宮公園サッカー場の改修工事が終了し、供用が再開された事もあり、2008年には埼玉スタジアムでは大宮の主催試合は行われない事になった[10]。
FIFAワールドカップ2002 FIFAワールドカップ(日本×ベルギー戦、2002年6月4日)
当初の建設目的通り、埼玉スタジアムは2002 FIFAワールドカップ(W杯日韓大会)の会場として選ばれた。当初目指していた決勝戦の誘致は横浜国際総合競技場との争いで敗れたが、日本代表のグループリーグの初戦(ベルギー戦)や準決勝(ブラジル?トルコ)などが行われた。
2006FIFAワールドカップドイツ大会のアジア地区予選では、日本代表のホームゲームとして1次予選の全3試合(オマーン戦・インド戦・シンガポール戦)と最終予選の2試合(北朝鮮戦・バーレーン戦)が当地で行われた。これはサッカー専用スタジアムで試合を実施したい、日本代表監督のジーコの意向であるといわれている[11]。
2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会のアジア地区予選でも、3次予選で日本代表のホームゲームがタイ戦とバーレーン戦の2試合が開催される。3次予選の残り1試合、オマーン戦は横浜国際総合競技場で開催され、この2つの巨大スタジアムが日本代表の実質的なメインスタジアムとして利用されている。
Jリーグやワールドカップなどの以外に、埼玉スタジアムではサッカーの試合も開催されている。その場合、サブグラウンドも利用される。
天皇杯全日本サッカー選手権大会では、年度によって準々決勝や準決勝などの1試合が開催され、埼玉県サッカー協会が主管し、浦和レッズが勝ち上がった場合に登場する予定の試合が割り当てられている[12]。
全国高等学校サッカー選手権大会ではメインスタジアムが第80回大会(2001年度)より使用開始され、以降会場の一つとして定着している。なお、1・2回戦までの使用であることが多い。同じ高校生年代の大会であるJFAプリンスリーグU-18では関東地区の大会3面のサブグラウンドが利用され、その上位チームが集まる高円宮杯全日本ユースサッカー選手権 (U-18)大会では2006年から決勝がメインスタジアムで開催されている。
サブグラウンドでは日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)2部のASエルフェン狭山FCの主催試合や関東大学サッカーリーグの試合が行われる事もある。
埼玉スタジアムはサッカー専用スタジアムであり、陸上競技用のトラックがないため、陸上競技の開催は不可能である。また、ゴールラインとスタンドの距離も近いため、ラグビーやアメリカンフットボールの開催も行われていない。コンサートへの利用は構造的には可能だが、芝生保護などの理由でピッチ上でのステージ構築などを見合わせているため、現在まで開催実績はない。
2003年8月、日本プロ野球の阪神タイガースを応援するパブリックビューイングが同スタジアムのスタンドと大型画面を利用して実施された。しかし、企画者の予想に反してスタジアムは閑散とし、さらにプロ野球地域保護権に基づいて埼玉県を保護地域(フランチャイズ)とする西武ライオンズからの抗議を受け、パブリックビューイングはこの時限りとなった。
一方、埼玉スタジアム公園ではフリーマーケットや展示会などサッカー以外のイベントも開催されている。そのうち、結婚式(スタジアムウェディング)では式を挙げた2人が例外としてピッチの上を歩くことが可能である。また、テレビドラマやコマーシャルなどの撮影にも活用されている[13]。大規模災害時には防災基地としての活用が想定され、スタンドの下には非常用食糧が備蓄されている。また、太陽光発電装置や雨水利用装置も備えられ、通常はスタジアム管理に活用されている。
年度試合数合計観客数1試合平均最多観客数最低観客数
20012104,23952,11960,55343,686
20025201,64940,32957,90233,018
20037280,90240,12851,19531,965
20049431,77747,97558,33432,296