埼玉スタジアム2002
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[15]。一般発売する座席ではメイン・バックのアッパー席が最後まで残る傾向がある。自由席の割合は対戦チームによって異なり、アルビレックス新潟や関東の人気チームが相手の場合は若干ビジター席の割合が高い(それでもアウェイチームに割当てられるスペースはきわめて狭い)。

浦和レッズのホームゲーム時、ビジター席以外での座席(ビジター席に近いメインスタンド側の指定席など)でビジターチームの応援が禁止されているわけではない。しかし実際は、浦和駒場スタジアムと同様にビジター席以外は、ほとんどの試合がほぼ100%といっていいほど浦和レッズサポーターで占めている(まれに、アルビレックス新潟戦でアルビレックス新潟サポーターがメインスタンドのビジター席に近い指定席を中心に占めているくらいである。また、バックアッパー席(SC席)のビジター席側に、まれに他チームのサポーターが座ることもあるが、トラブルを避けるという意味では好ましくない。逆に言えばこの試合以外はビジター席以外全て浦和レッズサポーターで占めていると断言してよい)。

メイン・バックの下層(ロアー)スタンドはサイドスタンドを介してつながり、ピッチは完全に座席で囲まれているが、浦和主催試合では熱狂的な浦和レッズサポーターとの衝突を避けるためなどの理由で、ビジター席と他の座席は無人の緩衝帯で分離され、この間にある座席は使用できないようになっている。埼玉スタジアムでの浦和レッズのホームゲームでチケットが完売しても、埼玉スタジアムの収容人数より少なくなっているのはこのためでもある。浦和レッズのサポーターが大半を占め、浦和の選手にとっては熱狂的な声援を受けて戦うことが出来る反面、アウェイチームの選手にとっても燃える要素となり、「埼玉スタジアムの大観衆の前でレッズとやる時は気合が入る」という旨の発言をする選手もいる。

この緩衝帯と観客分離は日本代表の試合でも設けられ、緩衝帯の内側で数十人の対戦国サポーターが観戦する例もある。2002年のワールドカップ本大会ではこれが更に徹底され、両国のサポーターはスタジアムへのシャトルバス利用駅が重ならないようにチケットで指定された[16]。一方、高校サッカー選手権などでは緩衝帯を設けず、スタンド下のコンコースを通ってのスタジアム一周が可能である。

浦和レッズホームゲーム時はスタジアム内の出店も多く、また入場門前広場にはフードコート、浦和美園駅からスタジアムまでの道程(埼玉高速鉄道の車庫脇を含む)には多くの屋台が出店して、飲食面での充実が図られている。試合終了後には「アフターゲームレッズバー」が試合終了後90分間オープンしている。ホテルからのケータリングもあり、帰宅客の集中を回避するための工夫がなされている。

メインスタジアムでのサッカー試合開催日には埼玉スタジアム周辺道路は交通規制がかけられて通行が出来なくなり、さらに埼玉スタジアムの駐車場は試合開催日には関係者以外は使用できない[17]ため、車での来場は回避するように呼びかけられている。浦和美園駅の南側にはイオン浦和美園ショッピングセンターが営業しているが、サッカー試合開催日では長時間の駐車料金を高額に設定され、事実上の利用拒否策が取られている。なお、サブグラウンドのみでの試合開催日、あるいは比較的観客の少ない高校サッカーや高円宮杯の試合などでは駐車場の一般開放がなされる場合もある。


スタジアムに備えられた防災設備

スタジアムの屋根に降った雨水は貯水槽(3250立方メートル)に溜め、普段はピッチやの散水、トイレの洗浄用として利用されているが、災害時には3000人が1ヶ月避難可能な浄水として利用できる。また、太陽光設備も整っており、事務室の日中の電気を賄っている。万一の避難時のときにも6万人が13分間で避難できる計画ができている。もちろん、震度7クラスの揺れにも耐えられるようになっている。そのほか2200平方メートル(住宅が約30件分)の備蓄倉庫や、浄水器を備えた防災支援機能が用意され、倉庫内には食料や毛布類、生活用品を備蓄している。


最寄の交通施設


鉄道

埼玉高速鉄道線(彩の国スタジアム線)浦和美園駅から1.2km、徒歩15分(スタジアム公式サイトによる案内、試合開催日は列車が増発される)

埼玉高速鉄道線は東京地下鉄南北線東急目黒線を経由して日吉駅まで直通運転を行っている。その途中の武蔵小杉駅(2008年6月21日までの終着駅)や新丸子駅はJリーグ1部の川崎フロンターレの本拠地・川崎市等々力陸上競技場の最寄り駅で、東京を挟んで2つのJリーグ本拠地スタジアムが結ばれている。

埼玉高速鉄道は東京方面への直通運転を行っているが、浦和駅大宮駅など、さいたま市の従来の中心地域への直通電車はない。レッズ戦の場合、試合後には多くの観客が浦和美園から1駅だけ乗車して東川口駅JR東日本武蔵野線に乗り換え、南浦和駅京浜東北線に乗り換える(あるいはそのまま武蔵野線で県西部方面へ向かう)。そのため、浦和美園・東川口の両駅は入場規制がかかる程の混雑になる。需要に合わせ、埼玉高速鉄道では鳩ヶ谷駅行きの臨時電車を増発して対応しているが、「U」字形の移動のために所要時間は多くかかる。

一方、日本代表戦の試合後は観客の多くが東京都内に向かうため、混雑が酷い浦和美園駅と比較すると東川口駅での乗り換え客は少なく、埼玉高速鉄道線の電車は満員状態が南北線内まで続く。同線の増発臨時電車は市ヶ谷駅白金高輪駅など東京地下鉄線内の駅まで運転される。

いずれの場合でも、試合前の観客輸送では通常の鳩ヶ谷駅行を浦和美園駅行として延長運転している。


バス

Jリーグの試合開催時などは各社により臨時のシャトルバスが運行される。バスターミナルはスタジアム北側に設置される。

バスの出発地は以下の通り。

国際興業バス[1] - 東北本線宇都宮線)・高崎線・京浜東北線浦和駅[18]、武蔵野線東浦和駅(浦和レッズホームゲーム時のみ、約20-25分)、浦和美園駅(往路のみ、約5-8分)

国際興業バス「池袋発埼玉スタジアム行直行バス」 - 東京都豊島区サンシャインシティ文化会館。首都高速道路・東北自動車道経由、往路のみ。平日の浦和レッズホームゲーム時のみ、約40分(渋滞による遅延あり)。

東武バスグループ - 東武伊勢崎線北越谷駅(浦和レッズホームゲーム、大宮アルディージャホームゲーム、国際試合等)、約20分)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki