坂本龍馬
不朽の名作から
ケータイ小説(笑)まで

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同時代の龍馬評 

住谷寅之介「龍馬誠実可也の人物、併せて撃剣家、事情迂闊、何も知らずとぞ」(龍馬江戸修行後)

平井収二郎「元より龍馬は人物なれども、書物を読まぬ故、時として間違ひし事もござ候へば」(龍馬脱藩後)

武市半平太「土佐一国にはあだたぬ奴」(龍馬脱藩後)、「肝胆もとより雄大、奇機おのずから湧出し、 飛潜だれか識るあらん、ひとえに龍名 に恥じず」(獄中で)

東久世通禧「龍馬面会、偉人なり。奇説家なり」(薩長同盟直前)

勝海舟「坂本龍馬、彼はおれを殺しに来た奴だが、なかなか人物さ。その時おれは笑って受けたが、沈着いて、なんとなく冒しがたい威権があってよい男だったよ」(維新後)

西郷隆盛「天下に有志あり、余多く之と交わる。然れども度量の大、龍馬に如くもの、未だかつて之を見ず。龍馬の度量や到底測るべからず」

土方久元「その言行すこぶる意表に出で、時としては大いに馬鹿らしき事を演じたれど、また実に非凡の思想を有し、之を断行し得たり」

三吉慎蔵「過激なることは豪も無し。かつ声高に事を論ずる様のこともなく、至極おとなしき人なり。容貌を一見すれば豪気に見受けらるるも、万事温和に事を処する人なり。但し胆力が極めて大なり」


家系・家族

清和源氏の一支族美濃源氏土岐氏の庶家、明智氏の末裔を称する。坂本姓の由来は、本能寺の変以前、明智氏所領であった坂本(現滋賀県大津市坂本)に由来している。しかしこれは後世の創作だろうとする声も強い[16]家紋は組み合わせ角に桔梗。

坂本家が主君に差し出した『先祖書指出控』には、「先祖、坂本太郎五郎、生国山城国、郡村未だ詳らかならず、仕声弓戦之難を避け、長岡郡才谷村に来住す。但し年歴、妻之里、且つ病死之年月等未詳」とある。

天正16年(1588年)才谷村の検地で村の3番目の百姓として登録されているにすぎない。

どうやら3代目太郎左衛門までは公認の名字をもたぬ百姓身分と考えられる。2代目彦三郎、3代目太郎左衛門まで才谷村で農業を営んだ。4代目守之、5代目正禎は才谷村のの一つである「大浜」を家名としてなのりはじめる。

寛文6年(1666年)3代目太郎左衛門の次男・八兵衛は高知城下にでて質屋を開業(屋号は才谷屋)し、酒屋、呉服等を扱う豪商となる。

享保15年(1730年)ころ本町筋の年寄役となり、藩主に拝謁を許されるにいたった。

明和7年(1770年)6代目直益は郷士の株を買い長男・直海を郷士坂本家の初代とし、名字帯刀、すなわち公認の名字を名乗り身分表象として二本差す身分にたどりついた。

次男直清には商家才谷屋をつがせている。郷士坂本家3代目直足は白札郷士山本覚右衛門の次男としてうまれ坂本家へ養子としてはいった。直足の次男が直陰(坂本龍馬)である。

土佐藩郷士坂本八平の次男。

母は

兄は権平

姉は千鶴、栄、坂本乙女(おとめ)。

妻はおりょう(楢崎龍

婚約者・千葉さな子もいたとされる。


文献


原典

1935年 坂本龍馬、由利公正著、尾佐竹猛解題『近世社会経済学説大系』第14、誠文堂新光社

各巻タイトル: 坂本龍馬・由利公正集 / 尾佐竹猛解題


1978年5月 平尾道雄監修、宮地佐一郎編集・解説『坂本龍馬全集』光風社書店

限定版、坂本龍馬年譜・坂本龍馬関係書誌: p907 - 952


1980年5月 宮地佐一郎編集・解説『坂本龍馬全集』光風社書店

増補改訂版


1982年11月 宮地佐一郎編集・解説『坂本龍馬全集』光風社書店

増補3訂版、坂本龍馬年譜・坂本龍馬関係書誌: p987 - 1032


1988年5月 宮地佐一郎編集・解説『坂本龍馬全集』光風社書店、ISBN 4875194005

増補4訂版、坂本龍馬年譜・坂本龍馬関係書誌: p1045 - 1090


1988年12月、岩崎英重、日本史籍協会編『坂本龍馬關係文書』1(『日本史籍協会叢書』115)、東京大学出版会、ISBN 4130977156

日本史籍協会1926年刊の複製


1989年1月、岩崎英重、日本史籍協会編『坂本龍馬關係文書』2(『日本史籍協会叢書』116)、東京大学出版会、1926年刊の復刊

日本史籍協会1926年刊の複製


1995年8月 坂本龍馬、宮地佐一郎著『龍馬の手紙 坂本龍馬全書簡集・関係文書・詠草』(『PHP文庫』)、PHP研究所、ISBN 4569567940

1996年9月 坂本龍馬著、日本史籍協会編『坂本竜馬関係文書』1、北泉社、ISBN 4938424665

日本史籍協会 1926年刊の複製


1996年9月 坂本龍馬著、日本史籍協会編『坂本竜馬関係文書』2、北6年刊の複製

1999年8月 京都国立博物館編『坂本龍馬関係資料』京都国立博物館

2003年12月 坂本龍馬、宮地佐一郎著『龍馬の手紙 坂本龍馬全書簡集・関係文書・詠草』(『講談社学術文庫』)、講談社、ISBN 4061596284


龍馬を研究する上で参考になる主な文献(書籍編)

弘松宣枝『坂本龍馬』(民友社、1896年)

瑞山会編『維新土佐勤王史』(冨山房、1912年。睦書房、1969年。日本図書センター、1977年。マツノ書店、2004年)

千頭清臣『坂本龍馬』(博文館、1914年。土佐史談会、1985年。新人物往来社、1995年新人物往来社版は書名を『坂本龍馬伝』に変更している)

寺石正路『土佐偉人伝』(沢本書店、1914年。歴史図書社、1976年)

尾佐竹猛『維新前後に於ける立憲思想』(文化生活研究会、1925年。『尾佐竹猛全集』1、実業之日本社、1948年に収録。『尾佐竹猛著作集』9、ゆまに書房、2006年に収録)

坂本中岡銅像建設会編『雋傑坂本龍馬』(坂本中岡銅像建設会事務所、1927年。象山社、1981年)

徳富蘇峰『土佐の勤王』(民友社、1929年)

平尾道雄『坂本龍馬海援隊始末』(万里閣書房、1929年)

平尾道雄『維新暗殺秘録』(民友社、1930年。白竜社、1967年。新人物往来社、1978年。河出文庫、1990年)

尾佐竹猛『幕末維新の人物』(学而書院、1935年。『尾佐竹猛著作集』20、ゆまに書房、2006年に収録)

維新史料編纂事務局編『維新史』全5巻(明治書院、1939?1941年。吉川弘文館、1983年)

平尾道雄『海援隊始末記』(大道書房、1941年)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki