詳細は台湾の交通を参照
台湾は鉄道・道路・航路ともに発達しており、日帰りで台湾を一周することも可能である。
台湾の鉄道は、中華民国国営の台灣鐵路管理局(略称は台鐵)の路線が台湾を一周しており、自強号(日本の特急に相当)、?光号(日本の急行に相当)、復興号(日本の準急に相当)、区間車、区間快車、普快車(共に日本の普通列車に相当)が各都市を繋いでいる。以上は機関車(電気・ディーゼル)が客車を牽引する編成であるが、これとは別に通勤電車と称される電車が大都市近郊を走っている。なお、台湾では中華人民共和国などと同じく列車のことを「汽車」ではなく「火車」と呼ぶ。
市内や近接地区を結ぶ鉄道交通ネットワークとしては日本の地下鉄や新交通システムに相当する捷運(MRT)が運行されている。1996年に台北市政府による最初の捷運として台北木柵線が、翌年には淡水線の一部区間が開業した。2008年3月には高雄市において高雄捷運の開業し、他の都市でも捷運路線の建設また計画されている。
台湾を代表する台北・高雄を連絡する都市間鉄道として、2007年1月に両都市を最高速度300km/hで運行する台湾高速鉄道がに開通した。日本の新幹線車両(700T型)を導入し、台湾初の大型BTOとして建設・運営が行われている(台鉄の路線ではない)。日本の新幹線技術の初めての海外輸出となったが、受注の混乱や、各国の技術が混在する折衷型システムにより開業までに様々な問題が発生した。開業後は既存の縦貫線で最速3時間59分であった所要時間を87分に大幅に短縮し、また料金も自強号と航空機の中間に設定するなど大きな競争力を有している(台鉄捷運化を参見)。
高速鉄道の整備計画のない台湾東部の東部幹線に関しては車両の高速化と高速化に対応した軌道改修を行っている。車両に関しては2004年に日本から885系新型車両を導入し太魯閣号の運行が開始された。
またかつては34路線の軽便鉄道として糖業専用鉄道があったが、1980年代にそれらの旅客営業は全廃された。林業鉄道は1914年開業の阿里山森林鉄路が現在も運行されている。
高速道路は基隆・台北と高雄を結ぶ中山高速公路と、フォルモサ高速公路を中心に整備され、更に主要国道・省道が台湾全土にネットワークに構成している。これらの道路網を利用し 多くのバス会社が高速バスを運行し都市間輸送を担っている。都市間交通は台北や高雄という大都市以外に、地方都市間を連絡する路線も整備されており、鉄道輸送が整備されていない地区の主要交通手段である。
バス輸送はかつては国営の「台湾汽車客運」(中国語の汽車は自動車の意味)が高速バス事業を担っていたが、2001年の民営化に伴い「国光汽車客運」に再編された。