1945年、国民党政府が台湾を接収後、台北市は省轄市となり台湾省に帰属するようになった。1967年7月1日、省轄市より直轄市に昇格し、翌年には近隣の台北県と陽明山管理局の6郷が台北市の管轄に変更された。1990年、台北市の行政区域調整が実施され、16区を12区に統合し現在に至っている。
現在の下部行政区
信義区
松山区
大安区
大同区
内湖区
士林区
万華区
中山区
中正区
北投区
南港区
文山区
台北市内には松山空港が設けられ、1978年に桃園県大園郷に台湾桃園国際空港が開港するまでは国際空港の地位を有していた。現在は国内線専用空港として運用されており、台湾の主要都市及び離島とを連絡している。尚、将来は松山空港と桃園空港を捷運路線にて連絡する計画が存在している。
台北は台湾鉄道の発祥の地であり、清代には大稲?から基隆及び新竹駅区間での運行がされていた。日本統治時代には清代の鉄道路線を変更し、今の萬華・板橋を経由した。
なお、台北駅より分岐した淡水線及び万華駅より分?する新店線が建設された。前者は1988年に捷運の轉換工事のため廃止、その後台北捷運淡水線として復活したが、後者は巨額の累積赤字に加え道路拡張工事の必要性から1965年に廃止されている。
現在、台湾鉄路管理局の西部幹線(縦貫線は南港駅、松山駅、台北駅、万華駅の4駅が市内に設けられており、その中でも台北駅は台湾交通の中心地の一つとなっている。市内の鉄道は現在松山駅および以東の南港駅を含む区間を除き地下化が完了している。
台北は全台湾で初めて捷運システム(MRT,Mass Rapid Transit)が整備された。運行形態は高架、地下、平面等の複合となっており。連絡台北市と台北県を連絡し、台湾経済圏を形成する交通動脈となっている。現在開通している路線は下記の通り:
木柵線(棕線,1996年開通)
淡水線(紅線,新北投支線含む,1997年開通)
中和線(橘線,1998年開通)
新店線(緑線,1999年開通,2000年開通の小南門線及び2004年開通の小碧潭支線を含む)
南港線(藍線,2000年開通)