詳細は北陸地方 (広義)#歴史を参照
幕藩体制下において富山(越中国)は加賀国、能登国とともに加賀藩の直接的、間接的支配下にあり、政治的な影響下にあった。廃藩置県の際に富山と石川は同じ県になる案があったが、両地域で分県運動がおこり、別々の県として独立した。宗教では浄土真宗への帰依が深く、戦国時代には一向一揆の主要な拠点になった。福井はかつての若狭国と越前国からなる
代表的な山麓として、日本三名山に数えられる、立山連峰(富山県)と白山(石川県・福井県)が挙げられる。冬にはオホーツク寒気団が山脈にぶつかる事で冬の大雪と春からの雪解け水を北陸にもたらしてきた。富山湾は定置網漁が盛な漁場として知られ、若狭湾沿いには原子力発電所が多く立ち並んでいる。
県庁所在地である富山市、金沢市、福井市の各市が、それぞれの県での中心都市となっている。かつての加賀藩都である金沢が伝統的に栄えてきたが、廃藩置県後はそれぞれの県で性格が分かれていき、集約化は起こらなかった。金沢は観光と商業が発達しており、富山は重工業を中心として経済力が発達、福井は軽工業が発展しており、近畿地方との結びつきが強い。
全国から企業が進出し、北陸内で物販・サービスなどの業務を集約する場合金沢市に、商社・大手電機・鉄鋼などは富山市に拠点を置くことが多い。富山県(日立製作所・東芝・読売新聞など)や、福井県(旭化成、飛島建設など)を拠点にする企業もみられる。一方で北陸電力と北陸銀行は富山に本社を置いている。
富山県・石川県・福井県で、それぞれ、テレビ、新聞、雑誌などのメディアが分かれていて、北陸地域全体を対象にする媒体はあまり多くない。 福井県の福井放送(FBC)、石川県の北陸放送(MRO)、富山県の北日本放送(KNB)が共同制作し、北陸おもしろネット・向こう三県両ドナリ!と言う3県共通のラジオコーナーが平日15分間生放送される。
地上波テレビ局
詳細は日本のテレビジョン放送局#広域放送または県域放送を参照北陸地方ではテレビ東京系列のローカル局がない。富山県ではさらにテレビ朝日系列の局が無く、福井は加えてTBS系列の局が無い。北陸地方でこれら系列の放送を視聴するにはケーブルテレビ、衛星放送などと契約する必要がある。一部の地域では他県の越境電波を利用でき、富山県で北陸朝日放送を、福井県では石川・中京・近畿の放送を視聴できる場合がある。
金融機関
FITネット
北陸全地域共通の銀行サービスは、長い間北陸銀行のみであったが、2005年9月26日に、福井銀行、北國銀行、富山第一銀行が、3行間でのATM・CD利用手数料無料提携及び3行とのビジネスマッチング、ビジネスセミナー[1]などを行う業務提携、FITネットを開始した。[2]2007年10月には、FITネットが時間外、休日を含め完全無料化することに対抗し、2007年5月22日に福邦銀行と北陸銀行は、同10月を目処にATMの相互無料開放をすると発表した。[3][4]
北陸3県応援ファンド・FITネット三県応援ファンド
北陸銀行が2003年5月30日に、北陸に本社を置く、または進出する企業の株式に投資をする金融商品、北陸3県応援ファンドを開始した。[5]福井銀行、北國銀行、富山第一銀行は、FITネット・三県応援ファンドの募集を、2005年11月15日から開始した。FITネット・三県応援ファンドは、80%がソブリン債など、20%が北陸に本社を置くまたは、進出などで雇用を創出している企業に投資される。[6]
北陸地方の電力は概ね北陸電力(本社富山市)が供給している。敦賀市を除く福井県嶺南地域のみ関西電力が担当する。どちらの家庭用電源周波数も60Hzである。
北陸地方は発電所の建設に適した立地に恵まれ発電所が多く存在している。うち黒部ダムをはじめとする12箇所の水力発電所と美浜,高浜両原発は関西電力が保有している。
北陸電力の電気料金は日本で最も安く[7]、アルミ産業をはじめとする製造業が北陸に拠点を置く理由となっている。一般家庭の電気消費量も高く、富山が全国一位となっている。さらに余剰電力を隣接する関西電力と中部電力に売却している
交通
西日本旅客鉄道、北陸本線
国道8号
北陸自動車道
その他
富山県の交通
石川県の交通