聖火も参照
北京オリンピックで使われたトーチは、中国において「幸運の雲」として知られる伝統的な模様の描かれた、伝統的な巻物を元にデザインされた[2]。また、万物は5つの要素からなっているという中国古来からの五行思想も取り入れられている。デザインしたのは、中国の大手パソコン メーカーLenovo[2]。アルミニウム製。高さ72センチメートル、重さは985グラム。このトーチは18m/sの強風、毎時50ミリの大雨にも耐えられるように設計されている[3]。聖火の点火・消火には鍵を使用する。燃料はプロパンガスで、約15分間火を灯すことができる[4]。
聖火は、リレーの全行程を繋ぐ[5]。しかし、夜間や飛行機移動中、悪天候、そしてフランスのパリなどで発生した激しい抗議[6]のときにはトーチは消火され、聖火はランタンで運搬される。このランタンは複数ある。
聖火とその随行員の国際間移動はエアチャイナのエアバスA330を使用した。飛行機は赤と黄色のオリンピックカラーにペイントされている[7][8]。エアチャイナは、2008年3月に中国オリンピック委員会から長年の五輪への協力が認められて、聖火の運送会社に指定された。飛行機は85,077マイル、130日間をかけて21カ国を回った[9][8]。
ルート
聖火の採火式はオリンピック発祥の地であり、前回開催地であるギリシャのオリンピアで行なわれる[10]。
聖火リレーの期間は過去最長で、2008年3月31日から8月8日の130日間に渡って行われる。リレー距離は13万7000km(聖火リレー最長記録)。ルートの中には標高8848mのエベレスト山も有る。
2007年4月、五輪組織委員会は聖火のリレー経路について、香港から中国と対立している台湾(中華民国)に渡る(下記表の21番と22番の順番を逆転させる)ルートへ変更を行った。このことについて台湾のオリンピック委員会は、「中国が台北を自国内の路線と位置づけようとしている」として抗議、聖火の受け入れを拒否し、台湾はリレーのルートから外れることになった。
⇒Relay Route
聖火リレールート
中国本土外
日付国・地域名地名
3月25日 ギリシャオリンピア
3月30日アテネ
3月31日 中華人民共和国北京
4月2日 カザフスタンアルマトイ
4月3日 トルコイスタンブル