化学結合
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単結合・多重結合

前述の様に、原子間に結合が生成する場合、相対する原子の原子価が結合に割り振られる。言い換えると、原子価が相互に割り振られると電子対を形成し、相互の原子間で共有される場合は共有結合となり、電気陰性度が大きくことなると一方の原子に電子対が占有される為にイオン結合となる。

1組の原子間の結合に関与する原子価は1価とは限らず、複数の原子価で結合が生成する場合もある。結合の生成に関与し原子価の数、すなわち結合生成に寄与している電子対の数を結合の多重度と言い、多重度に応じて次のように化学結合は呼び表される。

単結合(たんけつごう、single bond)- 多重度が1の結合。一重結合(いちじゅうけつごう)とも呼ぶ

二重結合(にじゅうけつごう、double bond) - 多重度が2の結合

三重結合(さんじゅうけつごう、triple bond) - 多重度が3の結合

四重結合(よんじゅうけつごう、quadruple bond) - 多重度が4の結合

五重結合(ごじゅうけつごう、Quintuple bond) - 多重度が5の結合

六重結合(ろくじゅうけつごう、Sextuple bond) - 多重度が6の結合

結合の多重度は原子価を元にした概念的な分類であるが、実際の共有結合においては、σ結合π結合との組み合わせにより単結合と多重結合(二重結合と三重結合)とが構成される。単結合にはπ結合が関与しないため、単結合と多重結合とでは反応性や物理化学的特性が異なる。d電子を持つ金属錯体に可能な四重以上の結合ではδ結合が関与する。(記事 共有結合に詳しい)


関連項目

化学

化学式

疎水結合

・話・編・歴化学結合

共有結合

σ結合三中心二電子結合(屈曲結合) - 三中心四電子結合(水素結合 - 二水素結合 - アゴスティック相互作用) - 四中心二電子結合

π結合逆供与 - 共役系 - 超共役 - 芳香族化合物 - 金属芳香族化合物

δ結合四重結合 - 五重結合 - 六重結合

配位結合 - ハプト数 - 結合次数


イオン結合カチオン-π相互作用 - 塩橋

金属結合-

水素結合二水素結合 - 二水素錯体 - 低障壁分子内水素結合 - 対称的水素結合 - 親水性

他の非共有結合ファンデルワールス力 - 機械的結合 - ハロゲン結合 - 金相互作用 - インターカレーション - π-π相互作用 - エントロピー的な力 - 極性分子

その他ジスルフィド結合 - ペプチド結合 - ホスホジエステル結合

カテゴリ: 化学結合 | 力 (自然科学) | 物理化学の現象 | 化学

更新日時:2008年9月10日(水)09:35
取得日時:2008/10/06 21:54


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki