すべての動物は、受精卵が卵割していくと、細胞でできた中空のボールである胚胞を形成する。後生動物では胚胞の一部が陥入し、開口部が1つある嚢胚を形成する。嚢胚形成後、細胞は2層(2胚葉)または3層(3胚葉)の組織に分化する。3層の場合、各組織層は外胚葉、中胚葉、内胚葉とよばれる。外胚葉は主に表皮、神経系に、中胚葉は主に筋肉に、内胚葉は主に消化管になる。 嚢胚形成時の陥入箇所、原口が後に消化管のどちらになるかは重要で、口になる旧口動物と、同じ陥入箇所が後に肛門になる新口動物の2つに分けられる。刺胞動物、有櫛動物と扁形動物では、原口から続く消化管の反対側に、新しい口が開かず、消化管は口以外の出入り口を持たない。
発生からは分類や進化に関する知見が多く得られる。幼生の形も、分類群やそれらの間の類縁を示す場合があり、重要である。フジツボが甲殻類に含まれることがわかったときの決め手は、幼生がノープリウスであったことである。
このことを拡張したのがエルンスト・ヘッケルの反復説である。
消化器系・呼吸器系・循環系・神経系・排出系などの各器官がどのような構造で、どのような配置であるかは、門によってほぼ決まっている。
消化器系は口から肛門までの管である。前方先端に口が、後方に肛門があるのが多いが、肛門が口のそばにあるものもある。旧口動物では、消化管が背面を通り、消化管の背中側を循環系が、腹側を神経系が通っているものが多い。新口動物では、消化管が腹面を通り、神経系が背中側に、循環系がその腹側に配置する場合が多い。
消化管と体壁との間にある空所を体腔と呼ぶが、体腔の有無・構造によって、動物を3つの段階に分けることができる。体腔のない無体腔類、空所はあるが中胚葉組織で裏打ちがされていない偽体腔類、中胚葉由来の体腔がある真体腔類である。
これらの形質を元に、動物の系統関係が論じられてきた。最近は、分岐分類学や分子遺伝学的情報に基づく見直しも進められており、各門の関係等については見方の大きな変更が起きている部分もある。門の範囲等については大きく変わっているところは少ない。
絶滅した動物
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存在の可能性があるとされながら、生物学的に確認されていない動物のこと。ジャイアントパンダやローランドゴリラが生物学的に確認されたのは19世紀以降で、それ以前にはUMAだったともいえる。
未確認動物を参照。
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カテゴリ: 動物 | 生物
更新日時:2008年9月23日(火)14:38
取得日時:2008/10/08 13:25