亀仙人
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ジャッキー・チュン

弟子となった悟空とクリリンを第21回天下一武道会に出場させるが、強くなった弟子達が優勝し、慢心して天狗にならぬようにという師匠としての想いから、トレードマークのサングラスを外し、カツラを被って変装をし老武術家・「ジャッキー・チュン」の名で自分も大会に出場。

準決勝でクリリンを、決勝で苦戦はしたものの、悟空を破り見事優勝している[7]。なお、このときの優勝賞金はほぼ全額悟空の食事代に消えた。

密かに修行し、さらに腕に磨きを掛けた上で3年後の第22回大会でも準決勝まで進出し、天津飯と闘うことになる。だがその試合やそれまでの弟子達の試合を見る中で、次の世代にも強い人間が育っていることを確認し、同時に弟子達が自分に驕るような器ではないと気づいた亀仙人に、闘う理由は残っていなかった。結果、自ら場外に降りるという形で棄権、ジャッキー・チュンとしての最後の試合を終えた。

対戦した天津飯は、この試合での亀仙人の実力を(自身の師である)「鶴仙人の上を行く」と評し、亀仙人は試合後に「あのまま(場外に出ず試合を)続けていたら負けていたじゃろう」と天津飯の実力を認めている。

この試合と決勝戦で桃白白のような殺し屋を目指していた天津飯に、武道家としてまっとうな道を歩むきっかけを与え、餃子と共に2人を師である鶴仙人から離反させた。なお、23回大会は「もうおぬしら(弟子達)には歯が立たん」という理由で出場を見送り、観客の一人として彼らの試合を観戦するにとどまったものの、大会終了後「神をやめるべきだった」という神様に対し、長年悟空達を見てきた年長者ならではの言葉で諭している。

ジャッキー・チュンの正体が亀仙人だと知っているのは、天下一武道会の受付係とナムと天津飯、鶴仙人だけである。しかし、そのスケベぶりからヤムチャに正体を見抜かれかけたことはあった。またアニメでは家系図を作り亀仙人の従兄弟と誤魔化した事もあるが、後のセル編ではクリリン、ウーロンなど仲間全員が結局知ってしまったような描写が会話の中であった。アニメでは、セルゲーム以降の天下一武道会で、ジャッキー・チュンのことを覚えている客がいた。

名前はジャッキー・チェンのもじりであり作者の鳥山はあまりにもそのままな名前であったために後年「もう少し名前をひねっとけばよかった」とも語っている。なお、ジャッキー・チュンという香港のスター俳優も実在する。


ピッコロ大魔王編

ピッコロ大魔王が再び地球上に蘇った際には、悟空にクリリンの仇討ちへと飛び出すのを止めようとするが、彼は無視してそのまま行ってしまった。そのため、ピッコロを消滅させるべく天津飯、餃子と行動を共にしてドラゴンボール集めを行う。死を覚悟でピッコロとの対決に臨む際、もし自分がピッコロの封印に失敗しても天津飯ならばいつか仇をとってくれることを信じ、睡眠ガスが入ったスプレーを吹きかけて彼を眠らせ、一人戦いに赴く。そして、かつて師匠である武泰斗がしたように自らの命と引き換えに電子ジャーで大魔王を封じ込めるべく魔封波を使用。だが、目測を誤って外し(アニメでは、風圧で蓋が閉まり)失敗。封印することが出来ぬまま、体力を使い果たし死亡した(そのため、厳密に言えばピッコロ大魔王に殺されたわけではないのだが、カリン様は「殺されおった」と表現した)。このシーンは作中における亀仙人最大の見せ場となっている。

その後悟空によって大魔王は倒され、神龍も復活。ドラゴンボールで無事生き返ることとなった。


悟空青年期以降

サイヤ人編やセル編では、インフレの進む戦闘力についていけず悟空らとの実力の差が拡大し、ほぼ非戦闘要員になる。自分の無力さを悔いる姿が見られる。魔人ブウ編では2度目の死を迎えているが、ピッコロ大魔王編時同様、後にドラゴンボールにより生き返っている。


必殺技

ジャッキー・チュン変装時にのみ繰り出した技を含む。
かめはめ波
亀仙人自ら、50年の月日を経て生み出した大技。体内の潜在エネルギーを両掌に集め、一気に放出させる。フライパン山の火を消す際に使用したのが最初の登場。マックスパワーで使用した場合、使用する直前に一気に筋肉モリモリのマッシブな体つきになり、放った後は風船がしぼんでいくように元通りの老人体型に戻る。地上から放ってもを破壊するだけの威力を持つ。
残像拳(ざんぞうけん)
素早い動きで残像を残し、相手に自分の位置を誤認させる技。相手が残像に攻撃を加えるよう誘導し、その際に相手の隙をつき攻撃を加える。複数の残像を作り出した場合は「多重残像拳」とも呼ぶ。
酔拳(すいけん)
酒に酔ったふりをし、その動きの中で相手を攻撃する技。第21回天下一武道会で悟空に使用。劇中では披露してないが、弟子の孫悟飯もこの技を得意としていたことが悟空のセリフで判明している。
よいこ眠眠拳(よいこみんみんけん)
歌と動きで相手を眠らせる技、即ち催眠術である。第21回天下一武道会で悟空に使用。観客からブーイングの声が上がる中、そのまま10カウントで勝利するかと思われたが、ブルマの「孫くんご飯の時間よー!!」という呼び声で悟空が飛び起き、あっさり破られてしまった。
萬国驚天掌(ばんこくびっくりしょう)
両手から放出する光線で、相手を宙に浮かせて動きを封じ感電させるという、非常に危険な技。生涯で2度しか使用していない。作中では、第21回天下一武道会で悟空に使用したのが唯一でそれ以前には、弟子の孫悟飯に使用しているが、悟空ほどもたなかったという。悟空が降参直前で満月を見てしまい、大猿化した途端破られてしまう。かめはめ波を超えるという、鶴仙流の気功砲に匹敵する亀仙流の禁断の技だが、作中ではジャッキー・チュンとして一度使用したのみで、それ以降全く登場しない。名前の元ネタは万国びっくりショー
金縛りの術
眉間のツボを突き、相手の動きの一切を封じる技。第22回天下一武道会で使用。
魔封波(まふうば)
相手を殺さず、札を貼った容器に封印する特殊な技。魔族に対して効果的。ピッコロ大魔王戦で使用したが、失敗に終わりこの技がもとで死亡した(後にドラゴンボールで復活している)。消耗の激しい技であり、1度使うと成功・失敗にかかわらず命を落とすケースが多い(ただし天津飯と、人間の体を借りシェンとして第23回天下一武道会に出場した神様は死ななかった)。師匠の武泰斗がこの技を使ってピッコロの封印に成功したが、絶命している。
読心術(仮名)
相手の心の中を読む超能力。ナムに対して使用。

またこの他にも、第21回天下一武道会での台詞から、「コブラツイスト」や「四の字固め」などのプロレス技も使えると推測される。


劇場版への登場

劇場版へは第1作「ドラゴンボール 神龍の伝説」から既に登場している。

Z以降ではウーロンと並んでのコメディキャラとしての出番が多いが、「ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ」では作中の設定から戦闘場面が描かれており、これは原作、アニメ通じてZになってからは唯一亀仙人が戦闘参加した作品である。ファンからも「まさか亀仙人が戦う場面が見られるとは思っていなかった」と当時は驚きの声があった。 「ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空」では地球が絶体絶命の状況になっていたにもかかわらず、ストーリーの最初から最後まで寝ていた。これには、クリリンからも「あの境地にはとても達せない」と呆れられた。 「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」では終始酔っ払っており、ブロリーに対して久々のMAXパワーかめはめ波を放つのかと思いきや、ひょっとこ踊りを見せてウーロンにつまみ出されている。 「ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」では悟飯たちの活躍などは露知らず、女の子巡りを繰り返して可愛い女の子三人組を見つけた際には常備しているサングラスをスカウターの如く調べて女の子を口説きに出て、ウーロンたちを呆れさせた。



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki