卒業生のほとんどが高等学校に進学するか、または同等の教育を受けるようになっている。
服装はほとんどの場合、学校が指定している制服と体操着があり、それを着用して登下校したり学校生活を送る。その制服には、あまりデザイン性や機能性などは求められない傾向にある。この意味で、同じ義務教育であっても一部の地域や学校でしか制服制度のない小学校や、(義務教育でないとはいえ)同じく中等教育機関に位置しているが制服制度を持たない学校も少なからず存在し、また存在する場合は制服にデザイン性や機能性などを求める傾向の強い高等学校とは異なる。
2005年4月1日現在で学校教育法に基づく中学校は11,035校あり、そのうち、国立76校、公立10,238校、私立721校。在校生は男子1,854,125人、女子1,772,290人である[1]。
なお、株式会社立の中学校として朝日塾中学校がある。
学校教育法の第36条に、中学校における教育の目標が規定されている。
小学校における教育の目標をなお充分に達成して、国家及び社会の形成者として必要な資質を養うこと。
社会に必要な職業についての基礎的な知識と技能、勤労を重んずる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うこと。
学校内外における社会的活動を促進し、その感情を正しく導き、公正な判断力を養うこと。
学校教育法施行規則に基づき、中学校の教育課程は、必修教科、選択教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間によって編成されている。私立学校では、道徳に代えて宗教を設けることもできる。
必修教科
国語 - 書写を含む。
社会 - 地理的分野、歴史的分野、公民的分野
数学
理科 - 第1分野(物理、化学)、第2分野(生物、地学)
音楽 - 器楽合奏を含む。
美術
保健体育 - 体育分野、保健分野
技術・家庭 - 技術分野、家庭分野
外国語 - 英語を原則とする。
以前には職業という教科もあったが、徐々に技術・家庭に統合されていった。以前は、外国語として履修させる言語として、英語以外の外国語を扱っても良いことになっていたが、新しい学習指導要領では、原則として英語を扱うものとしている。なお、選択教科については、英語以外の言語を扱うことも認められている。
選択教科
国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語、その他特に必要な教科
道徳
特別活動
学級活動、生徒会活動、学校行事
総合的な学習の時間
宗教(私立学校のみ存在)
通常の学級とは、障害のない生徒を主として編成される学級のことであり、特別支援学級とは、障害のある生徒のために編成される学級のことである。多くの生徒は、通常の学級に所属するが、知的障害や発達障害などの障害がある生徒は、特殊学級に所属することもある。(詳しくは、「特別支援学級」を参照のこと。)
単式学級とは、一つの学年だけが所属する学級であり、複式学級とは、二学年以上が所属する学級である。大多数の学級は単式学級だが、過疎地などでは複式学級もよく見られる。
一部の中学校では、主に帰国生徒などを対象に国際学級・帰国者学級・帰国生徒学級などの名称の学級で語学力に配慮した授業を行なっている。
夜間学級については下記を参照。
一般的な中学校では、月曜日から金曜日または土曜日に、朝から午後まで5〜7時間程度の授業が行われ、ほぼすべての学齢期の中学生は、この時間帯に学習活動を行う。一般的な特徴としては、制服の学校が多い、若年の生徒が多い、就労している生徒がほとんどいないなどの点があげられる。