中国産食品の安全性
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2007年7月10日、国家食品薬品監督管理局の元局長である鄭篠萸は偽薬を認可する際、企業から賄賂を受け取っていたとされ、処刑された[16]


中国政府の対応

中国では国務院下の約10の部局が食品の安全性を監視している[17]。これらの中には衛生部、国家食品薬品監督管理局、国家薬品監督管理局、農業部、国家工商行政管理総局(工商総局)、商務部、国家品質監督検験検疫総局(質検総局)、国家科学技術部、栄養と食品安全所が含まれる。

中国では単独の行政機関がすべての食品の安全性の責任を負うのではなく、各部の職務はしばしば重複している[17]。地方にも同様の機関があるが、中央政府とのはっきりとした上下関係はない。関係する部があまりにも多く複雑であったため、全国人民代表大会2003年それを解消すべく国家食品薬品監督管理局を設立した。当初、同局はすべての食品の安全性の監視、規制を単独で行うことを提案した。 しかし、政府の決定により同局は単独の担当機関になることはできず、他の機関が共同、継続して食品の安全性を監視、規制することになった。この不透明な責任の分裂は各部の対立や、市民が不満を述べたり、大きな危機を解決する必要があるときにどこへ行けばいいのか分からないといった混乱を生み出した。

全人代[18]は食品の安全性に関する法律を施行する主要な責任を負っている。全人代大会常務委員会と国務院もまた食品の安全性に関する規制を設けることができる[19]1982年の食品衛生法は1995年の食品衛生法に改正され、食品の安全をあらゆる面から規制している[20]

果物については「輸出果物の検査検疫監督管理方法」を2007年2月1日に施行する等、管理強化を図り、中国製品の国際競争力の強化・信頼性回復を目指している[21]

また、中国国際放送局(CRI)の ⇒日本週刊誌、輸入食品の基準超過率で中国は23位と発表 と題する報道によると、中国国家品質監督検査検疫総局は、朝日新聞社の発行している週刊誌AERA(アエラ)の記事を引用する形で、中国産食品の安全性に対して、中国大陸の基準超過率は0.58%で、23位であり、アメリカオランダイタリアオーストラリアなど先進国の食品よりははるかに安全であると主張している。


衛生部

1949年に創設された衛生部[22][23]は一般的な健康に関するものや子供や老齢者向けの政策や法律の施行、疾病対策や緊急事態の危機管理を行っている。専門家による食中毒事件の調査、食品の安全性の規制、衛生検査、地方において食品事故があった場合、その地方の関係機関に検査するよう命令を下すこともできる。衛生部は食品の安全性を研究、調査したり地方当局の政策立案や非安全な食品を生産する事業者の撲滅訓練プログラムを作成する機関である栄養と食品安全所も監督している。英国の保健職業団体である公認環境保健研究所は衛生部を「食品の安全性を管理する最も重要な機関である」としている[24]

衛生部の基本的な職務は以下の通りである[25]

健康に関する法律、規制、政策を起草する。健康開発計画と目標を提示する。技術的規定と健康標準を定め、その施行を監督する。

地域の健康計画を提示する、国家全体の計画を指揮し、医療資源の分配を調整する。

地方の健康計画と政策を規定し、母子の健康管理、基本健康計画と技術的規定を実行処理する。

「予防第一」の政策を施行する、一般市民に対し健康に関する教育を行う、包括的な病気の予防と治療の計画、開発を行いそのための組織を編成する。隔離、監視すべき伝染病のリストを広告する。

医学研究所の再編成を行う。医療従事者、医療の品質、医療サービスの伝達の基準を規定し、その施行を監督する。

血液血漿の収集、輸血用の血液の質を法で規定する。

国家による重要な医療科学技術、教育開発規定の起草、調査組織の編成、達成すべき目標の普及と利用、関係機関を監督する。

予防及び治療すべき感染症を監視し、食品および化粧品の品質管理規定をまとめ、認可を授与する。

医療従事者及び医療従事者向け倫理規定に関する国家開発計画を規定する、医療機関の職員配置基準、医療従事者の認可基準の起草し施行する。

政府、NGOの医療協力を促進する、他国の医療機関との協力や援助をする、国際的組織主催の健康イベントに参加する、WHOや国際組織との協力を調整する。

西洋医学及び伝統中国医学を研究、開発する。

the National Patriotic Health Campaign Committeeの活動を継続する。

国内の医療従事者の調整、派遣をする。感染症が流行した場合に地方行政機関、関係機関を援助する。

その他国務院の指示に従う。


国家食品薬品監督管理局

リンク先を参照[26]


国家薬品監督管理局

中華人民共和国国家薬品監督管理局は1998年に設立された。同局は以前に存在していた国家医薬管理局(the State Pharmaceutical Administration of China)、衛生部薬政局(the Bureau of Drug Policy Administration)、国家中医薬管理局の統合機関である。[27]2003年、同局は国家食品薬品監督管理局に統合された[28]


農業部

詳細は中華人民共和国農業部を参照


商務部

中華人民共和国商務部は食品の商取引の規制、管理、海外投資、食品の流通、国内外の市場活動を指導する[29][30]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki