これらの少数民族には、各自の言語、文化を維持する権利が保証されている。特に各少数民族を教授言語とする初等中等教育が原則保証されている。しかし、実際は北京語以外による高等教育は認められず、また民族語を教授言語としても、民族史の授業を認めないことが同化政策として問題視されることもある。また、少数民族の優先的な上級学校進学、公務員採用などのアファーマティブ・アクションも採られているとされ、この恩恵に預かるため漢族が少数民族を詐称することが問題になっているという。
中国政府は成立直後の1950年ごろ、新疆ウイグル自治区に漢族を中心とする新疆生産建設兵団を大量に入植させた。そして当初人口7パーセントだった漢族が1991年には40パーセントになり、自治の主体たるはずのウイグル族は少数派に転落しつつある。漢族と、非漢族の経済格差が激しいとされる。その結果、新疆ウイグル自治区では、分離独立運動も高まっている。歴史上、西トルキスタンとの関係が深く、石油資源などが豊富なこの地を、中国政府は、武力を背景に分離独立を許さないかまえである。
チベットを参照のこと。
内モンゴル自治区を参照のこと。
関連項目
中華民族
民族区域自治
国家民族事務委員会
カテゴリ: 中華人民共和国の民族 | 地理の一覧 | アジアの民族
更新日時:2008年8月9日(土)12:19
取得日時:2008/08/26 18:58