作品の中では独力もしくは多少の中川の援助で多数の事業を起こしている。具体的にはポケベル、日本酒、石鹸、鯉、テレビ番組、ラジオ番組、ケーキ、動物プロダクション、老人音楽プロダクション、アイドルファンクラブ、占い、プラモデル、OS、パソコン、地域通貨、ガードマン、都市型リゾート、気球やはしご車によるデリバリーサービスなど多種多様である。
事業成功の要因として、まず、経営コンサルタントとして類い稀な才能を持っていて、客の入らない店や潰れかけた店を大繁盛店に導いていたり、自らイベントを開催し大成功させたりしている。また、誰とでも仲良くなれる性格から、営業マンとしても類稀な才能を持っていて、(本来は禁止されているが)アルバイトでトップセールスマンになったことも度々ある。また、知人の露天商がやる気を見せなかったので、手本で露天販売をした所、わずか数分で黒山の人だかりになったこともある[63]。さらに上記のように理系知識を多く持っていることから技術者として高い才能を持っていたためと見られる。また、一見すると不似合だが麗子曰く「ホストとしても稼いでいける」と評している。これも両津が社交的で話題豊富であり、なおかつ大の酒豪である為であろう。
そのため、一時的に億単位の莫大な利益を発生させることもしばしばだが、自身の欲深さから調子に乗りすぎて大損害を発生させて、中川やその他の事業パートナーにも金銭的悪影響を与えることも多くあるうえ、稼いだ金で中川達からの借金を返そうという選択すら思いつく様子がない(しかし、中川にニセの委任書を書かせて財閥の社長になりすまし1兆円の被害を出し香港に逃亡した際、ビル不動産経営で多額の利益を上げ、TV出演した際「ジャパンのナカガワくんにちょっと悪いことした。もうちょっとで返すアルヨ」と、一応弁償しようとはしている)。
なお、このような場合、大原によるおしおきも行われる。また、開発した商品のすべてが当たりだったわけではなく、失敗例もある(知り合いの印刷工場を救うべく創刊した「週刊まんが野郎」[64]や Gショックをモデルにお年寄りをターゲットにした「G(じじい)ショック」[65]など)。一度当たりを出した後、欲をかいて失敗することもある。新桃太郎のヒットに味をしめて発売された豪華版桃太郎、10円コーヒーなどがそれである。
さらに技術者としての才能もあり、友人の電極スパークが経営するスーパー電子工機でアルバイトとして、「世界最小の電池」を開発して、「ノーベノレ賞」(ノーベル賞のパロディ)を受賞している。この賞の受賞は世界的な大イベントで、両津は特許収入・賞金で大金持ちになることをもくろむが、大原、電極、中川の陰謀で名声だけの無一文になってしまう[66]。
初期の頃は絵自体が下手である設定だったが[67]、後に小学生の頃から授業中、教科書にリアルな落書きをするぐらい絵が上手い設定に変更されている[35]。それが転じて、ついにプロ漫画家になる。また、漫画家のアシスタントであったという過去を持つ。
乙姫菜々、菜々の編集者、竜千士氷と知り合った直後、鋭光社の少女漫画誌「月刊サファイア」で差し替えが生じ、それに両津が立候補して、両津・パトリシア・勘子名義で『ロボ刑事番長』を連載することになる[68]。作風自体はギャグマンガで画のタッチが荒かったが、第1話に関しては、何が受けたのか不明だが、読者からの評判は良く、アンケートの4位に入ったほどだった。しかし、次第にサファイアの読者からは批判の声が上がっていった。
そして、念願のテレビアニメ化が決定したが、視聴率があまりにも低く過ぎて測定不能で、たった3話で打ち切り最短記録を更新してしまった[69](ただし、40巻『アニメ戦国時代!?の巻』に登場したアニメ製作スタッフの発言によると、2話で終了した作品『天ノ川14機甲師団サイトウ』があるため、こちらの方が正式な最短記録だと思われる。しかし、テレビアニメ177話の『アニメで儲けろ!』では、1週間で打ち切りとなってしまい最短記録を更新した)。また、ロボ刑事番長は関連商品売り上げゼロ、アニメ誌人気アンケートゼロなど全ての最低記録を更新した。結局、立石玩具やスポンサーたちは激怒し、両津を訴え、赤字分の50%を回収しに来た、という逸話が残る。漫画の連載は約4年間続いた(掲載誌の分裂騒動の中で終了させられた[70])。その後、鋭光社には出入り禁止にされているらしい[71]。
赤塚不二夫の絵が描くのが得意で、『おそ松くん』の6つ子の顔を描き分けることができ、中川の友人の金持ち、与野中金太の依頼で1台の自動車(24金のロールスロイス)に3333のおそ松を描いたことがある[72]。
その他
愛用のニューナンブM60による抜き撃ちは神業とよばれており、最初は抜くのにかかった時間が0.9秒[73]だったのが0.08秒[74]になり、ついには0.009秒[75]というゴルゴ13を上回る物凄い早さになった。しかし最近は現実の発砲事件の多発に考慮してか、発砲することが少なくなった(以前は通行人や猫に対しても発砲していた)。初期においては射撃が下手という描写もあったが、作品が進むにつれ腕が上がり射撃大会で優勝するほどにまでなった。
今まで私情などで約10000発くらい(本人の発言では「80万発くらい」)発砲し続けた結果、全体的に金属疲労(バレルはライフリングマークがほぼなくなっている)しているので、今まで一度も使用したことのない寺井の拳銃を「部品取り」として、一度中身だけ丸ごと交換している(外装の製造Noさえ変わらなければ分かりはしないと本人の談)。作品の最初期にはニューナンブM60を使用していたが、途中からS&Wの「ハンドエジェクター」に変わることがあった。しかし「ハンドエジェクター」は32口径6連発の銃であるため、「チーフスペシャル」の間違いである可能性が高い。現在は再びニューナンブM60の3インチ(77mm)モデルを使用(カメダス2では6インチと誤記された)。
女性のスリーサイズを瞬時に見抜くこともできる[76]。
肺活量は7000cc[77]。なお成人男性の肺活量の平均は3000?4000cc程度。
AV機器にも精通しており、知人所有の現在は廃れてしまった方式(U規格)のビデオデッキの修理も難なくこなしている[78]。