破天荒かつ型破りな性格で、いつも上司の巡査部長・大原大次郎に怒鳴られている新葛飾署の「問題児」。喧嘩はやたら強く、超人と言うに相応しい体力を持つ。問題児ではあるが、新人当時から犯人の検挙率は高い(大物の窃盗犯を逮捕したこともある。本人曰く、掲載と次の掲載の間に犯人を捕まえていたり、真面目に仕事をしたりしているという)。この検挙率の高さを使って、一時期だが刑事になった事もある(刑事講習も修了したと思われる)。しかし諸事情により自ら希望して地域課に再度戻っている。また、喧嘩の仲裁、酔っ払いの保護、お年寄りの世話、近所の悩み相談等「交番のおまわりさん」としての能力は決して低くはない。一時的にまじめになった時など、非常に頼りになるお巡りさんと化す。その為、上野や大阪に出向した際には現地で頼りにされている程である。また警視庁の代表として柔道や剣道の大会等にも強制的に参加させられたりしており、それらの大会では基本的に好成績をおさめる。
これらの理由により、何をしても懲戒免職にならずに済んでいる(もう一つの理由として、もし免職して一般人になった時に、何をしでかすか分からないので、警察官として監視しているのもあり、実際に警察を辞した両津が暴走しすぎたがために、やむなく署が両津を警察に復職させたことも少なくない)。
また、真面目に仕事をするケースもいくつかある。代表的な例として、一つは大原が別の派出所に臨時で行っていた時[26]に、大原の代わりに来た部長が優柔不断、無能で業務遂行ができなかった。そのため両津が奔走する。その際「大原部長は仕事のチェックが完璧」という趣旨の発言をしていることから大原を信頼していることがうかがえる(しかし大原はこの回のラストでかなり考え方が変わっていた)。この回ラストでは職務に精励した結果大原を彷彿とさせる人格に変貌を遂げており、管理職についた場合その行動力もあいまって大原と同等か、それ以上の優秀な人材となる可能性がある。事実、巡査部長試験を受験することになった折には大原が恐れて妨害を試み、コンピュータの入力ミスで交通課の課長(警部)になったときは交通課の成績を上げている[27]。但しこの時は、経費2万円をパチンコに使い込みしてしまったため降格となった。
他にも派出所のメンバーでゲームをやった際[28]、ゲームの勝者、大原から「仕事をする」という罰ゲームを申し渡された。その後、両津は真面目に仕事に取り組んだ。「ゲームの一環であれば、ルールを絶対守る」という両津の性格が出たためであり、この性格を利用して、派出所メンバーでしばらく、両津を騙すことになる。
一度、不祥事を起こした責任で派出所の利用で牢獄の身となったが、脱出することを試みて「戦争映画のポピュラー」と言って数十人は必要な土処理や設計などを一人で行い、本当に脱出成功したこともあるため、頭脳は相当な多細胞であると見られる。
短所として、何事にも飽きっぽい性格がある。しかし情に厚く社交性も非常に高い為、皆に慕われている(早乙女等の一部の婦警は毛嫌いしている)。その為、交友関係も老若男女問わず、爆竜大佐から芸人のスチャラカ鼻子(山田花子がモデルだと思われる)までとかなり広い。また、短気ですぐ怒ることがあるため人に迷惑をかけることもあるまた、初期の頃は自分を「本官」と言っており、道を尋ねた男性に巡査と呼ぶことを強制したりと、かなり特権意識が高い警官だった。
また、警察官でありながら悪徳商法などを何度も実行し、何度も逮捕された事もある。しかし時には自分も悪徳商法にだまされることもある。話によってはつかの間の大金持ちになったこともあるが、不正がばれてしまうか、些細な凡ミスで毎回破産してしまう[29]。逆に、悪徳商法や詐欺の被害者になった事もある[30]。
話によって設定が異なることもあるが、プログラミング技術に優れており、他人のコンピュータからハッキングをしたりもする。しかし、学力は理科を除いてかなり悪く、その理科の授業でもアルコールランプを使用した時、スルメを炙っていたり、挙句の果てに爆発させたり[31]で、理科においても結局は他の科目と一緒である。
漢字は小学二年生レベルの漢字までしか書けず[32]、その上自分の名前すら漢字で書けなかったり、極度の悪筆で本人すら読めないこともある[33](しかし57巻では小学校時代に国語が好きだった事を述べている)。また、漢字の読み間違いも多く、有名なのが月極駐車場の「月極」を「つきぎめ」と読む所を「げっきょく」と読んだ事であり、読み間違えた理由を「知り合いに月極慢太郎(げっきょくまんたろう)と言う人物がいる」としていた(「月極駐車場」は全国に駐車場を展開する大手不動産会社と思い込んでいた)。ほかにも「渋滞」を「しぶたい」と読んだり(本人曰く「渋い安全地帯」の略とのこと)カレーの「辛口」を「しあわせくち」と読んだりしていた[34]。字の汚さは部長に長年罵られてきたこともあって本人も気にしており、一時は本気で落ち込んでしまったことがある。
歴史に関しては知識がまだらで、例としてペリーの人相や家庭環境、軍人としての経歴、日本に来航した時の船名や船のデータまで記憶していたが、肝心の来航目的については覚えていなかった[35]。趣味に関する記憶(要するに雑学)が膨大な量にのぼっているのに対し、一般常識に対しての記憶の乏しさは異常である(詳細及び理由については後述)。
計算能力や記憶力も芳しくない。但し、金に関する(自分の借金以外)計算能力は子供の頃から異常である。また、趣味に関する記憶(要するに雑学)は常人を遥かに凌駕している。これは普段、言語・理性等を司る左脳が冬眠状態にあって右脳のみで思考・行動している為である。但し、普段眠っている左脳が活動しだすと、東京大学入試問題で満点を取れる程の天才になる[36]。もっとも、その期間は短く、突然左脳は休み始めてしまう。そうなった場合元よりさらに脳の働きが無くなりガソリンすらわからなくなってしまう。また、左脳が働いている時に自動車全種の免許や気象予報士、危険物取扱者丙種&乙種全類取っている[37]。それと、巡査部長に昇進する試験を受けることになっていたのだが、寝坊で失敗したことがある。
些細な事ですぐに発砲し、警察手帳をよくなくす、パトロール中にサボってパチンコへ行ったりする為、始末書をよく書かされる。63巻『夜勤パニックの巻』の時点で5000枚、116巻『祝い隊・出勤!の巻』の時点で1万枚、その後2万枚に増え、現在は3万枚を超えている(実際は警察手帳の紛失は人事記録にも残る懲戒処分である)。そのため「始末書の両さん」と呼ばれている。さすがに何枚も始末書を書くのが嫌になっているのか始末書を書かないようにするために証拠を隠滅している(薬莢に銀紙を詰めて弾丸を使ってないように見せる[38]、他人から弾丸を貰う、他人の拳銃を借り、シリアルナンバーが打ってある部品以外を全取替えして、自分の拳銃を新品同様にする、おもちゃの警察手帳をポケットに入れる、新式の制服が破損したため、制服を偽造、のちに旧式の制服を着て勤務等)。