上海は中国政府が指定する「国家歴史文化名城」のひとつであり、市内には「全国重点文物保護単位」が16点存在する。
上海でも近年中国の標準語とされる普通話(北京語)は通用するが、日常の会話で使われているのは依然として上海語(上海方言)であり、テレビ放送やラジオ放送でも上海語の番組がある。上海語は呉方言(呉語)の代表的なものである。上海語を使って演じる伝統劇の「滬劇」がある他、近年は若者が上海語のラップを歌う例も見られる。豫園、明代の庭園
上海の文化的特徴はもともと「海派文化」と称された、隣接する江蘇省、浙江省地域一帯の伝統的文化・芸術と、1920年代〜1930年代に西洋から影響を受けた流行文化が混じり合い、現代中国で最もおしゃれな都市の一つとなっている。
改革開放政策導入後、上海では多くの大きな文化イベントが開催され、上海大劇院、上海博物館、上海図書館、上海影城など、中国最大規模の文化施設が多く建設された。ヨーロッパ調の上海音楽庁全面改装後、クラシックのコンサートも多く開催されるようになる。また上海では毎年、国際芸術祭、国際映画祭等も開催されている。
上海には1920年代より多くの西洋様式の建築が残されている。その中でも特に黄浦江に面する川沿いの外灘(The Bund)は、上海海関、香港上海銀行などヨーロッパ調の風情を感じさせる建築群として知られており、また、上海のシンボルとなっている。また市内にも多くの西洋建築が点在している。
上海市内においては、1920年代の一般市民の共同住宅である「石庫門」と言われる建築様式も残っており、現在都市化が進む中、貴重な文化資産としてその多くはブティックやレストランとして改築され、保存されている。市内中心部の「上海新天地」はその一例である。
また外灘の対面に当たる浦東新区には、東方明珠電視塔や新しい摩天楼群が立ち並び、そのエキゾチックな景観、発展ぶりには目を見張るものがある。加えて、2008年には世界一の高層ビルとなる上海環球金融中心(上海ヒルズ)が完成する予定。
アクロバティックな演技で知られる中国風サーカス「上海雑技団」も有名である。
2010年には万国博(上海国際博覧会)が開催される予定。万博のテーマは「より良い都市、より良い生活(城市、?生活更美好、Better City Better Life)」
スポーツ
2004年からF1中国グランプリ、翌2005年からMotoGP中国グランプリが上海インターナショナルサーキット(上海國際賽車場)にて開催されている。
2005年、上海体育館で世界卓球選手権が開催された。また、2004年6月には大相撲公演も行われた。
中国サッカーリーグのプロチーム「上海申花」、「上海聯城」の本拠地。上海申花のホームスタジアムは、上海虹口足球場。上海聯城のホームスタジアムは、上海浦東源深体育場。2007から二つのチームが合弁した、「上海申花」になった。
2008年北京オリンピックのサッカー予選が上海で開催される予定となっている。
上海市の主要交通手段はバス、自転車、船であったが、バス、地下鉄網、高速道路網、タクシー、電動スクーター、自家用車が主な交通手段となる。
タクシー
大手のタクシー会社は世界的な基準に照らしても良識的といえるものの、一部外国人観光客に対してわざと遠回りするタクシーが存在する。大手のタクシー会社は、スーツを着用していたり、一流ホテルで客待ちできたりするので識別するのは可能である。具体的には、赤いタクシーと青いタクシーに気をつける必要があるのに加えて、レシートを発行してもらうことが勧められる。因みに、わざと遠回りして標準価格より二倍以上請求した事実が発覚した場合、その運転手は永久にタクシーライセンスを剥奪される。
鉄道地下鉄
中国国鉄の駅
上海駅
上海南駅
上海西駅(廃止)
虹橋駅(建設中)
※北京との間に北京・上海間高速鉄道計画が進行中。 上海トランスラピッドの杭州までの延伸計画が進行中。
上海地下鉄
2007年12月29日に三線二段(一号線延伸、四号線環状化、六号線開通、八号線一期、九号線一期の開通)が開通し、全長234kmに達した。2015年には530kmに達する予定で、未来計画は総長970kmに達する計画。
詳細は上海地下鉄を参照
上海地下鉄一号線(南北線)、36.393km
上海地下鉄二号線(東西線)、25.3km
上海地下鉄三号線(明珠線)、40.3km
上海地下鉄四号線(環状線)、33.7km
上海地下鉄五号線(?閔線)、17.04km
上海地下鉄六号線(浦東線)、33.5km、途中28の駅が設置
上海地下鉄七号線(世博線)建設中、2009年開通予定
上海地下鉄八号線(楊浦線)、21.8km、途中21か所の駅が設置