ロ号艦本式缶
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艦本式ボイラー(かんほんしきボイラー)は、日本海軍艦政本部の開発した艦艇用の国産ボイラー。ボイラーのことを漢字で缶と表したので艦本式缶(旧字では罐)とも書かれる。
目次

1 型式別

1.1 イ号艦本式缶

1.2 ロ号艦本式缶

1.3 ハ号艦本式缶

1.4 ホ号艦本式缶


2 参考文献

3 関連項目

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型式別


イ号艦本式缶明治33年に老朽化した水雷艇のボイラーの交換用とし艦政本部が開発した。小型艦用のヤーロー式3型ボイラーの改良型で1902年(明治35年)進水の第67号水雷艇に初めて搭載され、春雨型駆逐艦などに搭載された。当初は単に艦本式缶と呼ばれていた(後述)。


ロ号艦本式缶今までの艦本式缶には継ぎ目に腐食が生じる欠陥が見つかったので、改良型が1914年(大正3年)7月以降搭載された。これ以降、今までのものをイ号、改良型をロ号と呼んで区別した。太平洋戦争時には多くの艦艇にこのボイラーが搭載されているが、様々なカスタムバージョンがあり、得られる蒸気圧や温度は様々である。


ハ号艦本式缶2次改装後の扶桑型戦艦に2基だけ搭載された。


ホ号艦本式缶小出力ボイラーとして艦政本部と舞鶴工廠が共同開発したもの。水を通す水管を片側に集め、小型缶ながら大型の重油専焼缶に匹敵する効率を挙げた。1937年(昭和12年)度竣工の第53駆潜艇に初めて搭載されたほか、橋立型砲艦香取型練習巡洋艦などに搭載された。また補助ボイラーとして占守型海防艦などにも搭載された。


参考文献

佐藤健一郎「橋立型に装備されたボイラー」 - 『写真 日本の軍艦 第9巻 軽巡II』(光人社、1990年)p210,211 ISBN 4-7698-0459-8

日本造船学会『昭和造船史 第1巻』(原書房、1981年)


関連項目

艦本式タービン
カテゴリ: 大日本帝国海軍

更新日時:2008年5月21日(水)08:32
取得日時:2008/08/23 12:09


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