コーン、リンプ・ビズキット、リンキン・パークなどのブレイクによりニュー・メタルがロックの本流としての地位を確立するにつれて、旧来のストレートなロックサウンドが見直されるようになる。そのような状況下、2001年にアルバム『イズ・ディス・イット』でデビューしたストロークスがそのガレージロック的なアプローチから注目を浴びることとなり、『ホワイト・ブラッド・セルズ』(2001年)でメジャーデビューしたホワイト・ストライプスや、リバティーンズなどのバンドとともに、『ロックンロール・リバイバル(又はガレージロック・リバイバル)』と名付けられ、現在(2006年)なお人気を博す。
また、その中からフランツ・フェルディナンドやアークティック・モンキーズといった、1980年代のニュー・ウェイヴやポストパンクを思わせる鋭角的でダンサブルなビートを取り入れたバンドたちも続々と台頭し、新たな勢力としてチャートをにぎわしている。
ロックの発展期とレコードの製作技術と録音技術の発展期とは重なる。ロックンロールが生演奏を再現するためにレコードを用いたのに対して、ビートルズ以降のロックはレコードでこそ実現できる音楽を目指した。そのため、複雑な多重録音やステレオ再生を生かしたミキシングなどが多用された。その史上初の試みはビートルズのサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドやビーチ・ボーイズのペット・サウンズ等においてなされた。これは全く新しい音楽の製作姿勢であり、その後、多くのミュージシャンが様々な試みを導入することで短期間のうちに多様なスタイルが生まれた。その影響はレコード (CD) 製作される音楽全てに及んでいる。
その反面、複雑に構成された楽曲をライブで演奏することが不可能になり、レコードにおける完成度とライブ演奏との落差が指摘される事態にもなった。これにたいしてライブにテープレコーダーを持ち込み生演奏の補完をすることで乗り切る試みもおこなわれ、これによりステージ上では何人かのメンバーがヘッドフォンで録音されたガイド信号を聞きながら演奏する光景が多く見られるようになった。更にこの生演奏志向の軟化が、打ち込みによるシンセサイザー使用やDJのライブ参加といった他ジャンルの手法をロックに持ち込み、音楽性の拡張を促すきっかけとなった。現代ではオルタナティブ・ロックを中心にこうした取り組みが当たり前になってきているが、一方でバンドスタイルによる生の臨場感を重視する声も根強く、このような手法を用いた楽曲及びグループについて、しばしば評価を分かつことになっている。
さらには本来ドキュメンタリーとしての性格が強かったライブ録音までも後からの編集、オーバーダビングにより完成度を高める手法が多用されるようになり、一部の音楽ファンや評論家からは「スタジオ盤と意義の差がない」として異論が出されることもある。
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新しい感覚を盛り込んだロックが同時期に複数のヒット曲やアルバムを生んだ場合、新たなカテゴリで呼ばれるようになる。それをロックのスタイルという。多くは配給企業の営業目的から命名されるが、その後も音楽的な影響を保ちつづけ一過性に終わらないものもある。
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