()内は、ロシア語での本来の意味である。
アジト - агитпункт(扇動本部)
イクラ - икра(魚卵)
インテリ(インテリゲンツィア、インテリゲンチャとも) - интеллигенция(知識人)
ウォッカ - водка(水 + 指小辞)
オホーツク海 - Охотское море
カンパ - кампания(キャンペーン)
グラスノスチ- гласность(情報公開)
コミンテルン - Коминтерн ← Коммунистический интернационал(国際共産党・第三インター)
コルホーズ - колхоз ← коллективное хозяйство(集団農場)
コンビナート - комбинат
サハリン - Сахалин(樺太)
サモワール - самовар(ロシア式湯沸かし器)
セイウチ - сивуч(トド)
ソビエト(ソヴィエト、ソヴェトとも) - Совет(会議)
ソフホーズ - совхоз ← советское хозяйство(ソビエトの農場)
タイガ - тайга(密林)
チェカ - ЧК ← чрезвычайная комиссия (по борьбе с контрреволюцией и саботажем)(反革命と怠業に対する闘争のための非常委員会)
ツァーリ(ツァーとも) - царь(皇帝・王)
ツンドラ(サーミ語からロシア語を経由) - тундра
デカブリスト - декабрист(十二月党員)
トーチカ - точка(点、地点)
トロイカ - тройка(3番、3つ組)
トロツキスト(しばしば軽蔑の意味をこめて) - троцкист
ノルマ - норма
バラライカ - балалайка
ピロシキ - пирожки
ヴ・ナロード - в народ(人民の中へ)
ペチカ - печка(暖炉、ストーブ)
ペレストロイカ - перестройка(建て直し)
ボリシェヴィキ(ボルシェヴィキとも) - большевики(多数派)
ボルシチ - борщ
メンシェヴィキ(メニシェヴィキとも)- меньшевики(少数派)
ロシア語から日本語に入った単語は、18世紀以降の両国間の接触によりロシアの文物が日本に紹介された物と、1917年のロシア革命とその後のソビエト体制の成立により、社会主義(共産主義)思想と共に日本に導入された物の2種類が多い。前者は日常生活の中で使用されている例があるが(イクラなど)、後者はむしろソ連・ロシア社会の特定の組織や現象を指す固有名詞としてとらえられる物が多い(コルホーズ、ペレストロイカなど)。ただし後者にもロシアから離れ、日本社会の事象を説明する時に使われる用語もある(コンビナート、ノルマなど)。в/v/は古くから入った外来語の場合「ウィ・ウ・ウェ・ウォ」と転写し、比較的新しいものは「ヴィ・ヴ・ヴェ・ヴォ」と転写する。ただし、"ва"に関しては現在でも「ワ」と転写する慣用が残っている(例:マリア・シャラポワ)。
日本語由来のロシア語単語
⇒Дзюдо - 柔道
⇒Ката - 柔道や空手の形
⇒Кимоно - 着物
⇒Гейша - 芸者
⇒Хайку - 俳句
⇒Танка - 短歌
⇒Цунами - 津波
⇒Сакура - 桜
日本語からロシア語への単語移入は、日本文化の文物がロシアで紹介された時に単語が使われる場合が多く、技術用語や学術用語では例が少ない。
関連項目 ⇒ロシア語版のウィキペディアがあります。ウィクショナリーに ⇒ロシア語の項目があります。ウィキメディア・コモンズには、 ⇒ロシア語 に関連するカテゴリがあります。
⇒Wiktionary:ロシア語の索引
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