マルタゴンリリー、タケシマユリ、クルマユリなどを親とした品種群。 日本では一般的でない。
中国原産のキカノコユリ、リーガルリリー、ハカタユリなどを中心とした品種群。
ヤマユリやカノコユリ、タモトユリなど森林のユリを交配して作られた品種群で日陰を好む。アジアティック・ハイブリッドほど丈夫ではないが、香りのある優雅で華麗な花が魅力である。「カサブランカ」が有名であるが、カサブランカを生み出す交配で主要な役割を果たしたトカラ列島口之島原産のタモトユリは、皮肉なことに自然状態ではほぼ絶滅してしまっている。
近年では組織培養などの技術によりLAハイブリッド(ロンギフローラム・ハイブリッドとアジアティック・ハイブリッド)、LOハイブリッド(ロンギフローラム・ハイブリッドとオリエンタル・ハイブリッド)、TOハイブリッド(トランペット・ハイブリッドとオリエンタル・ハイブリッド)などの品種群が作られている。
植栽時期は10-11月。5-8月ごろ開花する。
病気にかかって球根が腐りやすいため排水のよい清潔な土に植えつける。球根の上にも根が出るので地表から最低球根1個分以上は下の土に植える。加湿に弱いので梅雨の時期の病気に気をつける。また極度の乾燥を嫌うので気温が高い時期は気をつける。
増殖には種子をまいて実生を得る。球根の鱗茎を挿す鱗茎挿し。木子ができるものは木子を植えるなどがある。しかしどの方法も栽培して増殖するには時間がかかるので、最近は組織培養して増殖したものも増えてきた。組織培養による増殖では、特に花糸など花器を材料に用いた組織培養は球根を掘る必要がないので、野生の希少種を増殖する場合によく用いられる。
ユリ属以外のユリ
ウバユリ属 ⇒Cardiocrinum
ウバユリ C. cordatum
バイモ属 ⇒Fritillaria
クロユリ F. camtschatcensis
チゴユリ属 ⇒Disporum
チゴユリ D. smilacinum
関連項目
球根
ユリ根
百合ヶ丘駅
新百合ヶ丘駅
ゆり園 (埼玉県所沢市)
参考文献
牧野富太郎「植物知識」講談社学術文庫
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カテゴリ: ユリ科 | ユリ科 (APG) | 花卉 | 野生の花
更新日時:2008年8月11日(月)08:28
取得日時:2008/08/19 10:26