詳細はモンゴルの行政区画を参照モンゴル国の地方行政区画
日本の県にあたるアイマグ (аймаг, aimag) が21設置されており、県には郡にあたるソム (soum) が347、更にその下に村にあたる1681のバグ (bag) が属する。各ソムの人口は3,000人ほどで、バグは50-100家族ほどで構成されている。(2001年アジア開発銀行の資料より)。世界的に見ても都市への人口集中が高い国である。
ウランバートル市 (Улаанбаатар хот, Ulaanbaatar hot)
オルホン県 (Орхон, Orhon)
ダルハン・オール県 (Дархан-Уул, Darhan-Uul)
ヘンティー県 (Хэнтий, Hentiy)
フブスグル県 (Х?всг?л, H?vsg?l)
ホブド県 (Ховд, Hovd)
オブス県 (Увс, Uvs)
トゥブ県 (Т?в, T?v)
セレンゲ県 (Сэлэнгэ, Selenge)
スフバータル県 (С?хбаатар, S?hbaatar)
ウムヌゴビ県 (?мн?говь, ?mn?gov?)
ウブルハンガイ県 (?в?рхангай, ?v?rhangay)
ザブハン県 (Завхан, Zavhan)
ドンドゴビ県 (Дундговь, Dundgov?)
ドルノド県 (Дорнод, Dornod)
ドルノゴビ県 (Дорноговь, Dornogov?)
ゴビスンベル県 (Говьс?мбэр, Gov?s?mber)
ゴビ・アルタイ県 (Говь-Алтай, Gov?-Altay)
ボルガン県 (Булган, Bulgan)
バヤンホンゴル県 (Баянхонгор, Bayanhongor)
バヤン・ウルギー県 (Баян-?лгий, Bayan-?lgiy)
アルハンガイ県 (Архангай, Arhangay)
東アジアの中心に位置し西には標高4,300メートルのアルタイ山脈と標高3,500メートルのハンガイ山脈がそびえ、東には1,000メートル〜1,500メートルの高原が広がり北東には針葉樹林がひろがる。あとの国土は高山砂漠とステップの植生が南の海抜平均1,000メートルのゴビ砂漠まで続いている。国土の5分の4を占める草原ステップは牧草地に使用されている。重要な河川はバイカル湖に注ぐセレンゲ川と太平洋にそそぐヘルレン川がある。
主に畜産業と鉱業が中心でモリブデンは世界屈指の埋蔵量をもっている。現在、モンゴル政府は金鉱や銅鉱、モリブデン、石炭等の開発を推進している。そして近年では、豊富な天然資源などを目的に外国からの投資が活発になってきている。しかしながら、政治的安定性が未だに構築されておらず、政権が変わる度に、その政策方針が二転三転することで、外国の投資家に警戒感を持たせてりる。畜産は、ヒツジ1,168.6万頭、ヤギ1,223.8万頭、ウシ184.2万頭、ウマ200.5万頭、ラクダ25.7万頭を飼育し(2004年統計)、牧草地の広さは国土の約80%である。畜産は、そのほとんどが移動牧畜、つまり遊牧で行われている。
ソ連崩壊による経済的混乱及び寒波により、都市部には数千人規模のホームレスとなった孤児がいる。冬は気温が-40度を下回ることもあるウランバートルなどでは路上で生活することが出来ず、孤児はマンホールから地下に潜って、生き延びているという[2]。
詳細はモンゴル国の国民を参照
モンゴル人の主な宗教はチベット仏教で、歴史的にチベットとの関わりが深い。またシャーマニズム信仰も根深い。どちらも社会主義時代は抑圧されていたが、民主化以降復活を遂げている。多くの国民は、人種的には日本人と同じモンゴロイドで、いくつかの遺伝形質の傾向が一致し、モンゴル語と日本語が文法的に比較的似通っていることから、日本人のルーツに近いという説もある。旧石器時代の氷河期に当時陸で繋がっていた間宮海峡や宗谷海峡を通ってモンゴル人の祖先が日本列島にも入ってきたという説も有力である。モンゴルでは、フブスグルなど一部の地域をのぞき、魚を食べる習慣がなかった。
西部のバヤンウルギー県はカザフ人(イスラム教徒)が人口の大半を占め、学校教育もカザフ語とモンゴル語で行われる。モンゴル国憲法は、モンゴル語を唯一の公用語と定めており、本来はバヤンウルギー県においても、行政・議会など公的な場面でのカザフ語の使用は認められていない。しかし、公文書はモンゴル語で作成されるものの、実際には同県の少数者であるモンゴル人の多くもカザフ語を話し、カザフ語が議会を含むあらゆる場面での共通語となっている。