マレーシア
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工業化の成功プロトン・サガ

マハティール首相時代に様々な分野において国産化を推進する政策を打ち出した。なかでも国産車(National Car)については、日本の三菱自動車の技術を導入した自動車メーカー「プロトン」(その後三菱自動車との資本提携を解消し、ドイツフォルクスワーゲン社と包括提携交渉を進めるも、個別案件での協力関係を模索することとなり、一方で再び三菱との技術提携を進めている)や、同じく日本のダイハツ工業の技術を導入した小型車メーカーのプロドゥアを設立し、政府の手厚い保護もあって国内シェアの大半を両社で占めている。また、アジアやヨーロッパ諸国への輸出も行われている。

他にもルノーデルコンピュータなどの外国企業の工場の誘致、港湾の整備、空港鉄道などの各種交通インフラの充実など、主にインフラ整備と重工業の充実を中心とした経済政策を積極的に行い、一定の成果を結んでいる。


IT先進国ペトロナスツインタワー

特に近年は、アジアにおけるIT先進国となるべく、ITインフラの整備や国内企業への支援などをはじめとする様々な経済政策を推し進めて来ており、インフラ整備が高く評価されてアメリカデルコンピュータのアジアにおける生産拠点としての位置を確保した他、地元の関連産業が次々誕生するなど一定の成果を結んでいる。


マルチメディア・スーパーコリドー

その代表的なものとして、首都であるクアラルンプール周辺に建設された最新のITインフラが整備された総合開発地域マルチメディア・スーパーコリドーの建設が挙げられる。このマルチメディア・スーパーコリドーには、中核となるハイテク工業団地「サイバージャヤ」と、首相官邸や各省庁舎が立ち並ぶ行政都市「プトラジャヤ」、クアラルンプールの新しい空の玄関となるクアラルンプール国際空港、さらには同空港敷地内にF1マレーシアGPも開催されるセパン・インターナショナル・サーキットなどが建設された。

また、クアラルンプール市内では、当時(20世紀で)世界で最も高いビル・ペトロナスツインタワーの建設などが行われた他、あわせて各種インフラの強化が行われた。


天然資源

マレーシアの鉱業はスズ鉱の採掘が中核となっている。2002年時点の採掘量は4215トンであり、世界シェア8位 (1.7%) を占める。主な鉱山は、クダ州、ヌグリ・スンビラン州に点在する。スズ以外の鉱物資源としては、金鉱(サラワク州、パハン州)、鉄鉱、ボーキサイト(ジョホール州)、などが有力である。有機鉱物資源では、石炭、原油、天然ガスを産し、石炭以外は世界シェアの1%を超える。いずれもブルネイ・ダルサラーム国に近いサラワク州北部の浅海から産出する。


リゾート開発

古くから世界的に有名であったペナン島などのほかに、近年ではボルネオ島やランカウイ島のリゾート開発などが行われている。これらの開発は、予てからの主要産業の1つであった観光産業の振興にも貢献しており、政府観光局航空会社との協力関係をもとに各国からの観光客の誘致に国を挙げて取り組んでいる。


交通


鉄道

マラヤ鉄道タイ国境(西線。東線は国境付近まで)からシンガポール(マラヤ鉄道のシンガポール国内区間はマレーシアの権益)まで縦断している他、クアラルンプール周辺では高架電車や近郊通勤列車、モノレールが整備されている。


自動車

イギリスの植民地時代から道路が整備されていたが、特に近年は都市部を中心に道路の整備が進んでおり、高速道路網の整備も進んでいる。市街地では国産車・プロトンを使ったタクシーバス路線網が発達している。


航空クアラルンプール国際空港

国内の主要都市は、「ナショナルフラッグ・キャリア」のマレーシア航空格安航空会社エアアジアなどの航空会社により結ばれている他、これらの航空会社が諸外国との間を結んでいる。特に東南アジアのハブ空港の1つとして1996年に完成したクアラルンプール国際空港は、ヨーロッパオーストラリアとの間を結ぶ「カンガルー・ルート」の中継地の1つとして利用されている。

日本との間には、東京大阪名古屋などの主要都市とクアラルンプール、コタキナバルの間に、マレーシア航空と日本航空が毎日直行便を運行している。また、台北香港バンコクシンガポールなどで乗り継いでいくことも可能である。


国民


民族

マレー系(約65%)、華人(中華)系(約25%)、インド系(印僑)(約7%)の順で多い。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki