地震の発生頻度は以下のグーテンベルグ-リヒターの関係式により表される。 logn = a − bM
この式はマグニチュードがMのときの地震の数をnで表す。傾きを表すbを「b値」と言い、統計期間や地域により若干異なるものの、0.9〜1.0前後となる。この式から、マグニチュードが1大きくなるごとに地震の回数は10倍となる。ただ、実際に観測される地震の回数をグラフに表すと、M3〜M8付近では式に沿ったものとなるが、M3以下とM8以上では、正しく表されなくなる。これは、M3以下の地震は、規模が小さすぎるために観測できていないものが多いからであり、この規模の地震の観測数を調べることで地震の観測網の能力を計ることもできるとされている。一方、M8以上の地震は、発生回数自体が少ないために正確に表せていないもので、より長期間調査することで精度が高まるとされている。
日本での頻度の目安は以下の通り。規模の小さなものは、1小さくなる毎に10倍になると考えればよい。
M8.8以上 : 日本で発生したことはない
M8.0〜8.7 : 10年に1回程度
M7.0〜7.9 : 1年に1〜2回程度
M6.0〜6.9 : 1年に10数回程度
また、M5程度の地震は世界のどこかでほとんど毎日発生しており、M3〜4程度の地震は日本でもほとんど毎日発生している。
参考文献
宇津徳治 『地震学 第3版』 共立出版、2001年、ISBN 4-320-00216-4。
⇒第1章 地震 2 山賀進、『われわれは何者か-宇宙・地球・人類-』第2部 2 地球の科学、2008年2月23日閲覧。
⇒1.2 マグニチュード 防災科学技術研究所、『地震の基礎知識とその観測』第1部 地震の基礎知識、2008年2月23日閲覧。
外部リンク
⇒防災科学技術研究所 地震の基礎知識
⇒アメリカ地質調査所 地震の用語解説
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カテゴリ: 地震学
更新日時:2008年8月18日(月)00:30
取得日時:2008/08/24 03:44