域内の法定通貨はマカオ・パタカであるが、流通通貨の相当部分は香港ドルである。1香港ドル=1.0326パタカ(2006年現在)と微妙に異なるレートだが、ほとんどの店では等価に扱われる(一部の店ではパタカで支払おうとするとこのレート以上に値上げされることがある)。
また、カジノのスロットマシーンは香港ドルの硬貨しか使用できない場合が多い。なお、香港ではパタカは使用できないので、マカオから香港に行く場合は注意が必要である。
交通マカオ港客船ターミナルエアーマカオのエアバスA321型機TRANSMACのバス
マカオ港の客船ターミナルから香港のセントラルにあるフェリーターミナルまで、TurboJET社とファーストフェリー社が運行するジェットフォイル(ボーイング929など)と高速双胴船が24時間、5分-15分間隔で運行されており、両方を約60分で結んでいる。他にも香港国際空港や中国本土にも定期船が頻繁に運航されている。
24時間運行のマカオ国際空港があり、マカオ航空などが中華人民共和国本土主要都市のほか、台北やシンガポールやバンコク、クアラルンプールや平壌などのアジア諸国の主要都市との間に定期便を運航している。なお、同空港の開港当時は、宗主国のポルトガルの首都のリスボンとの間にTAPポルトガル航空が直行便を運航していた。
近年は日本からの観光客の増加に対応し、マカオ航空による日本への直行チャーター便が頻繁に運行されている他、2007年7月26日から関西国際空港とマカオ国際空港間にエアーマカオ(NX)による定期便が、週3便(2007年冬スケジュール)就航している。また2008年7月16日より、定期便が増便され毎日就航している。
また、フェリーターミナル屋上のヘリポートより、香港へのヘリコプターによる定期便が15分-30分間隔で運行されている。
Transportes Urbanos de Macau SARL (Transmac、澳門新福利公共汽車有限公司)とTransportas Companhia de Macau(TCM、澳門公共汽車有限公司)の2社の路線バスやミニバスの路線が域内を網羅している。なお、これらの路線バスのルートマップなどは全てポルトガル語と広東語の両方で表記されている。
他にも、タクシーが安価な交通手段として市民だけでなく観光客の足として利用されている。また、市民の足としてスクーターが重宝されている。
現在のところ地下鉄やモノレールなどの鉄道は無い。交通渋滞を緩和するため澳門軽軌鉄路という新交通システムが計画されている。
ちなみにマカオでは香港同様自動車左側通行となっている。これはかつてポルトガルが左側通行だった頃の名残とされている(ポルトガル本国では1928年に右側通行へ変更)。
中国系住民は広東料理系の中華料理を、ポルトガル系住民はポルトガル料理を基本とした食生活をしているが、これらの料理だけでなく、ポルトガルの植民地があったインドやアフリカの料理の要素をも取り入れて融合した、マカオ料理が生まれている。
この料理は一見ポルトガル料理風であるが、中華料理の様に皆で取り分けて食べることも当たり前で、中国大陸近辺でとれる食材もうまく活かしている。食事の際にはポルトワインもよく飲まれる。ただし、マカオ現地では「ポルトガル料理」(「葡国菜」)と区別されずに、呼称されることも多い。
また、香港同様に茶餐廳や麺類、粥、パン、菓子などの専門店も発達している。マカオ式のエッグタルトは、日本にもチェーン店を出している例がある。
基本的に香港の芸能の影響が強く、香港や台湾、ヨーロッパの芸能人に人気が集まっている。ポルトガル音楽のファドを歌うグループや粤劇の劇団がいくつかある。また、ローカル放送局も存在し、テレビとラジオで放送している。香港の地上波放送も受信可能である。
マカオの教育を参照
詳細はマカオのスポーツを参照
1954年より行われているモータースポーツの祭典であるマカオグランプリが世界的に有名で、1983年より国際格式のフォーミュラ3のマシンによって行われるようになって以来、アイルトン・セナやミハエル・シューマッハ、佐藤琢磨など多くのレーシングドライバーがここで勝利を挙げた後にフォーミュラ1へとステップアップしている。
毎年12月初旬に、旧3地域を一巡するマカオマラソンが行われる。