マカオ
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行政地域

マカオには2つの行政上の下部地域がある。

北区:澳門半島(マカオ半島)

離島区:タイパ島(?仔島)、コロアネ島(路環島)、両島をつなぐ埋立地コタイ(路?)


人口

詳細はマカオの人口統計を参照

人口はおよそ52万人(2007年3月)。マカオを1つの「地域」とみれば、マカオは世界でもっとも人口密度が高い国・地域である。1平方キロメートル当たり実に約18,000人が住んでいる。ポルトガル語と中国語併記の道路表示


人種構成

マカオの人口は95%が華人であり、最も多いのが広東人で、客家人もおり、いずれも近隣の広東省から来ている。残りはポルトガル人や、マカイエンサと呼ばれる華人とポルトガル人の混血である。


公用語

公用語はポルトガル植民地時代からポルトガル語広東語の2ヶ国語と定められ、官報を始めとする各種公布や注意表示、道路標示などの公的表示にはほぼ全て2ヶ国語での表記が義務付けられている。また市中の看板における表記などは基本的に2ヶ国語の表記が行われている。

しかし居住者は一般に広東語を話し、ポルトガル語はポルトガル人とマカイエンサを除けば殆ど使用されていない。また主な観光地では英語北京語も通じる。


政治セナド広場にある民政総署

詳細はマカオの政治を参照

マカオの行政長官は、各業界団体から選出された委員からなる選挙委員会が選んだ者を、中華人民共和国の中央政府が任命する。行政長官は7〜11人からなる行政会と呼ばれる内閣を組織する(誤訳の可能性)。マカオの中国系住民の名望家であり、銀行家でもあったエドモンド・ホー(何厚?)が1999年12月20日にポルトガル統治下で任命されたロシャ・ヴィエラ(Rocha Viera)総督に代わって中華人民共和国からマカオ特別行政区の初代行政長官に任命された。

マカオの立法機関は立法会であり、直接選挙で選ばれた8人の議員と職能集団を代表する8人の任命議員と行政長官が指名する7人の議員で成り立っている。立法会はあらゆる分野での法規定立の責任を負っている。マカオ市、タイパ島及びコロアネ島はそれぞれ地方議会を有する。


司法

法制度は中華人民共和国に返還された後も、概ねポルトガル法に基づいている。マカオには独自の司法制度があり終審法院(CFA)と呼ばれる上級裁判所も有している。裁判官を選出する委員会が置かれており、行政長官が裁判官を指名する。なおマカオには死刑制度は存在しない。


経済


産業

マカオの経済はギャンブルを含む観光産業と織物や衣類、花火の生産に大きく依存しているが、多角化に努めた結果、小規模ながら玩具や造花、電子機器の製造も始まった。

織物や衣類は輸出金額のおよそ4分の3を占めているが、実際はGDPの40%程度、政府歳入の70%程度はギャンブルに依拠すると推測されている。なお、2005年度のGDPは116億アメリカドルに上る。マカオは北朝鮮によるマネーロンダリング及び偽札、偽タバコ輸出の中継地点ともなっている。


観光とギャンブルカジノ「リズボア」カジノ「サンズ」

2000年には800万人を越える観光客がマカオを訪れた。近年では、中国本土からの訪問客がギャンブルと観光の成長を押し上げる主な要因になっているが、香港からの観光客が現在でも最も多い他、中華民国をはじめとしたアジア各国からの観光客がそれに続く。

なお、返還直前の1998年頃には経済の暗黒面である暴力団(?社會)(マフィアギャング)の抗争により治安の悪化が伝えられたが、観光産業はそれほど影響を受けなかった。

2002年には、カジノ経営権の国際入札を実施し、その結果これまでスタンレー・ホー経営の「Sociedade de Turismo e Divers?es de Macau,S.A.(STDM/澳門旅遊?樂股?有限公司)」が独占してきたギャンブルを含むカジノ産業を、香港系の「ギャラクシー・カジノ(銀河娯楽場)」社とアメリカの「ウィン・リゾーツ(永利渡暇村)」社にも開放した。このことが功を奏し外国からの投資が急増し、2007年1月現在、「リズボア(Lisboa、葡京?樂場)」、「サンズ(Sands、金沙娯楽場)」、「ウィン・マカオ(Wynn、永利澳門)」など23のカジノが運営されている。これに伴い観光客も1999年の750万人から2005年の1900万人と倍増したように、観光産業の隆盛で経済は活況を呈しており、中国本土の一部直轄市や省もマカオ入境を解禁した。

2006年のカジノ売り上げが69,5億アメリカドル(約8400億円)に達し、これまで世界最大であったアメリカのラスベガスの推計65億ドルを超え、世界最大のカジノ都市となった。カジノ市場の対外開放からわずか4年でカジノ都市として世界首位に躍り出た背景には、膨張する中華人民共和国の経済からあふれ出る「チャイナ・マネー」と、新たな市場であるマカオの国際カジノ産業に流れ込む外資があると分析されている。

なお、マカオで合法とされているギャンブルは数多いが、もっとも人気があるのは、 ⇒Chinese Dominoを用いた牌九やバカラである[要出典]。


通貨

域内の法定通貨はマカオ・パタカであるが、流通通貨の相当部分は香港ドルである。1香港ドル=1.0326パタカ(2006年現在)と微妙に異なるレートだが、ほとんどの店では等価に扱われる(一部の店ではパタカで支払おうとするとこのレート以上に値上げされることがある)。また、カジノのスロットマシーンは香港ドルの硬貨しか使用できない場合が多い。

なお、香港ではパタカは使用できないので、マカオから香港に行く場合は注意が必要である。


交通マカオ港客船ターミナルエアーマカオのエアバスA321型機TRANSMACのバス


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki