弟カカロットを地球へ連れ戻しに行ったラディッツが返り討ちに遭った際に、スカウターの通信でドラゴンボールの存在を知り、「永遠の若さと命」という願いを叶えるためにナッパとともに地球へ赴く(地球攻略はフリーザの命令には含まれていなかった)。栽培マンが倒され、ナッパが戦いの場に出てZ戦士を圧倒するなか、悟空は必ず来ると主張したクリリンたちの悟空に対する強い信頼を見て取ったベジータは、悟空の見ている前で彼らを殺すため、3時間だけ待つという条件で戦いを一時的に中断させた。ピッコロが絶命し、直後に悟空が現れる。悟空はナッパを手玉に取る強さを見せ、さらに界王拳の突撃によって再起不能のダメージをナッパに負わせた。ナッパは苦しみながらベジータに「助けてくれ」と頼むが、ベジータは残酷に笑いながらナッパを処刑。その後、悟空から戦いの場所の変更を提案されて承諾し、激闘を繰り広げることになる。
ベジータは、すでに2倍界王拳を発動した状態で戦っていた悟空を圧倒。しかし、界王拳を3倍まで上げた悟空の戦闘力はベジータを上回り、プライドを傷つけられたベジータは逆上し、「地球をコナゴナにする」と宣言してギャリック砲を放つ。これを悟空は界王拳の出力を4倍まで上げてかめはめ波で押し返し、ベジータを吹き飛ばした。怒りに燃えるベジータは大猿に変身することを考えるが、月が無いことに気付き、粉々になった月と自らのエネルギーを混ぜた擬似的な月を作り出して大猿に変身し、通常時の10倍の戦闘力をもって悟空に襲い掛かる。大猿に変身したベジータの前に悟空は圧倒され、瀕死の重傷を負うほどにまで追い詰められた。しかし、悟空の危機を察して戻ってきたクリリン、悟飯、ヤジロベーが参戦。ヤジロベーに尻尾を斬られて元に戻ったベジータは悟飯たちを痛め付けるが、元気玉の直撃を受けて大ダメージを受ける。更に、自身が作り出した月によって大猿に変身した悟飯の下敷きになり、瀕死の重体を負ったことで、地球から撤退する。
惑星フリーザに戻り、メディカルマシンで体力を回復させたベジータは、フリーザがナメック星にドラゴンボールを探しに行ったことをキュイから聞かされると、永遠の命を手に入れるため、フリーザから離反し、ナメック星に向かう。ナメック星到着後、自分を追いかけてきたキュイ、フリーザの側近・ドドリアを次々に葬り去る。更に、フリーザ一味同様に、ドラゴンボールを持つツーノ長老の村を襲撃して住民を虐殺し、村にあったドラゴンボールを奪い取ると、自分にしか分からないように近くの沼の中に沈めた(このときのベジータはフリーザ一味から離反していたので、後に「フリーザ一味に殺されたナメック星人を蘇生させる」という願いの対象からツーノ長老の村の住民は外れることになり、一人として蘇生していない)。
標的のいる位置はスカウターなしでは分からなかったが、地球での闘いがきっかけで、戦闘力を制御したり、スカウターなしでも標的の位置が分かるようになった。
その後、フリーザのもう一人の側近・ザーボンをも倒そうとしたが、変身して全力を出したザーボンに返り討ちにされた。ザーボンはベジータが隠したドラゴンボールの所在を聞き出すため、瀕死のベジータをメディカルマシンで治療させたが、予想外に早く完治したベジータはフリーザが持っていたドラゴンボールを強奪して逃走する。その後、最長老から託されたドラゴンボールを持ってブルマ達の所へ戻るクリリンを発見。更に自分を追ってきたザーボンを返り討ちにすると、クリリンが持っていたドラゴンボールを強引に奪いとった。こうしてベジータは7つのドラゴンボールを全て揃えたかに見えたが、ツーノ長老の村に隠しておいたドラゴンボールは、悟飯によって持ち去られてしまう。激しい怒りに燃えるベジータは、ドラゴンボールを力づくで奪い返すためクリリンたちを追ったが、最長老の家に到着した際に現れたネイルと対峙する。その直後、ベジータ、クリリン、悟飯は5つの大きな戦闘力を感じた。フリーザが呼び寄せたギニュー特戦隊の接近であった。ギニュー特戦隊のナメック星襲来を受けて、ベジータはやむを得ずクリリンたちと共闘する形となる。
ギニュー特戦隊との戦いでは、悟空を味方につければ少しは戦力になると評した。ナメック星に到着した悟空も加わり最終的にギニュー特戦隊を撃破するが、度重なる戦闘で疲労を覚えたべジータが仮眠を取っている間に、クリリンたちはべジータを出し抜いてポルンガを呼び出す。願いが3つまで叶うことを悟飯から聞いたベジータは、デンデを締め上げて自分を不老不死にさせるという願いを叶えさせようとしたが、最長老の寿命が尽きたことでポルンガが消滅したためにその願いは叶わなかった。その直後にフリーザが現れ、クリリンたちとともにフリーザとの決戦に臨む。
それまでの激しい戦闘により、ベジータは戦闘力が飛躍的に上がっていた。更に後一度死の淵から復活して戦闘力を上げれば、伝説の戦士である「超サイヤ人」になれると踏んだベジータは、クリリンに要求して自らに重傷を負わせ、デンデの手によって回復して戦闘力を上げた。これによりベジータは、自ら「超サイヤ人」と称し、最終形態となったフリーザに戦いを挑む(実際に超サイヤ人になったわけではない)。しかし、攻撃はまるで通用せず、渾身の力を込めて放った一撃はただの足蹴りではね返されてしまう。このとき、あまりの恐怖と自分の無力さに初めて涙を流し、戦意を喪失した。その戦意喪失状態のままフリーザによって嬲り続けられたが、そこにメディカルマシンで回復した悟空が現れる。ベジータはフリーザに対して、悟空のことをフリーザが恐れていた超サイヤ人であると言い放ったことで、フリーザによって心臓を貫かれた。そして、苦しみながら、打倒フリーザの願いを悟空に涙しながら託し、死亡する[1]。このことは、それまで「自分は地球人である」と強く拘ってきた悟空が、サイヤ人の誇りに目覚めるきっかけとなった。
その後に地球のドラゴンボールで「フリーザ一味に殺された人々を生き返らせてほしい」と言う願いが叶えられたため、フリーザに殺されたベジータも他のナメック星人と共に生き返る。そして、ナメック星のドラゴンボールで地球に飛ばされ、地球に住み着いた。これ以降、悟空を超えるという目標ができたためか、「永遠の命を手に入れる」という願いを叶えようとはしなくなった[2]。
アニメでは、ナメック星編の後のガーリックJr編の間に、悟空を見つけることと、超サイヤ人化のきっかけを求めるという二つの目的のため、宇宙を飛び回りフリーザ一味の残党と戦っていた。
地球に住み着いて以降はブルマとの間にトランクスを授かった。自分では未だにサイヤ人の王子のつもりだが、事実上ブルマ一家に婿入りしたような形となった。だが、その後も悟空に対して決着を付けるべく外に修行に出ることが多く、妻子と暮らすことはなかった。
人造人間編では、修行の過程で悟空を超えられない自らへの怒りから、悟空同様に超サイヤ人へと覚醒し、自分への自信を取り戻した。人造人間19号と戦う。19号を圧倒し、ビッグバンアタックで破壊した。自身の強さを確認し、「王子である俺の方がカカロットよりも強い」と自負したまま[3]、17号と18号に戦いを挑むが、完膚なきまでに叩きのめされた。18号に敗北後、セルの存在を知り、トランクスの呼びかけにも応じずに1人で佇んでいたが、悟空の働きかけにより、精神と時の部屋での修行に入る。その結果、17号を吸収したセルを圧倒するほどまで実力を上げたが、強敵と戦いたがるサイヤ人としての性格を利用され、セルの完全体への変身にまんまと協力する。完全体となったセルに戦いを挑むが、歯が立たず敗れる。当初は、未来からやって来た息子のトランクスに対しても冷淡な態度が目立っていたが、トランクスがセルに殺された際には、激昂して単身セルに突撃する一幕もあった[4]。また、セルの闘いの後トランクスが未来へ帰る時には、木陰でピースサイン(人差し指と中指を付ける物)をおくり、トランクスもそれに応えた。
この戦いでライバル視していた悟空は死亡し、結局、悟飯がセルを倒したため、孫親子との実力差を痛感したために無気力状態となり、「オレはもう戦わん」と戦いの引退を仄めかす発言をしている(しかし、魔人ブウ編で平和になった後も訓練だけは怠っていなかった)。また、トランクスをセルに殺された際には、セルに攻撃して返り討ちにされ、直後の追撃を庇って負傷した悟飯(べジータはこの闘いで初めて悟飯のことを名前で呼んでいる(それまでは「ガキ」「カカロットの息子」などだったが、以降の魔人ブウ編でも悟飯を名前で呼ぶようになる))に謝罪した。このセルへの攻撃は結果的に悟飯の足を引っ張ることとなり、クリリンは「トランクスはドラゴンボールで生き返れた」というベジータの感情を無視した発言をしている。しかし、セルと悟飯のかめはめ波の撃ちあいの時には、横からセルにエネルギー波を撃ち込んで注意を逸らしており、直後の(あの世からの)悟空の一喝によって悟飯の力は一気に爆発し、セルを完全に消滅させた(この行動を認めたのか、ピッコロはその後「手を貸してやる」と、ベジータを気遣うような発言をしている)。