90年代に登場したアヘッド方式の一種。フレームのヘッド部形状が従来のものと異なるためヘッドパーツの互換性は無い。MTBのインテグラル方式は従来のアヘッドよりもフレームのヘッドチューブを太くし、従来より薄型のヘッドパーツをその中に埋め込んでしまう。ロードバイクのインテグラル方式はヘッドのワンを廃しベアリングカートリッジを直接フレームのヘッドチューブ内に収める。いずれも外から見えるのはヘッドパーツの上下にかぶせるキャップくらいである。剛性の向上、軽量化、見た目がすっきりする、ハンドル高を低く設計できるといった利点がある。欠点としては、規格がやや乱立しており、純正部品以外に交換出来ない場合がある。
ヘッドパーツのサイズの主流は入れ代わりが激しい。2007年2月現在、以下のような規格がある。
ノーマルサイズ
1インチ(コラム径、1インチは25.4mm)とされる。厳密にはロードレーサーならば22.2mm、マウンテンバイクなら25.4mmに対応。現在ではあまり見られなくなった規格。
オーバーサイズ
1と1/8インチ。マウンテンバイクから始まった規格。現在はロードレーサーまで普及している。1990年代中頃まで「スーパーオーバーサイズ(フィッシャーサイズ)」という規格もあった。
1.5(ワンポイントファイブ)
1.5インチ。マウンテンバイクのD系(急斜面を下る競技、スタイル)に向けたものだがあまり広まっていない。
インテグラルヘッドサイズ
インテグラルヘッドの規格は1 1/8サイズだが、ここでJISとITA(イタリアン)の規格の差異がある。比較的新しいため一本化していない。初期の段階ではJIS規格だったが、各メーカーの開発の結果数種が混立してしまい、互いのインテグラルヘッド同士で互換性がない時期もあった。現在ではITAを主流として落ち着いている。
その他メーカー独自のもの
ヘッドショックサイズ(cannondale)、クラインサイズなどが有名。
その他
カンチブレーキ、センタープルブレーキなどを使用する際にはヘッドパーツ付近にアウターケーブルを受ける小物を挟み込む事がある。
ランドナーに使われるスレッド方式のヘッドパーツのようにヘッドパーツを分解して輪行する場合、ヘッドスパナ1つだけで分解できるものがある。これを「マイクロアジャスターヘッド小物」と呼ぶ。
関連項目
フロントフォーク (自転車)
フレーム (自転車)
ステム
カテゴリ: 自転車部品
更新日時:2008年7月26日(土)11:29
取得日時:2008/08/23 21:04