連続したネガフィルム又はポジフィルムに直接、レーザー光を当てて印字する物。レーザー光で感光した後は現像作業が必要になる。主に新聞社で使用されている。 また、輪転機用の版の作成にも使用される。
制御方式
ESC/P (Epson Standard Code for Printer)
1985年頃にセイコーエプソンの開発した制御方式。仕様が公開されたため、他社のプリンタにも採用され、またAXやDOS/Vではプリンタの標準方式となっている。レーザー(ページ)プリンター用として ESC/Page がある。セイコーエプソン製プリンタの「ESC/Pスーパー」では、201PLのエミュレーションモードもある。
LIPS
キヤノンの開発した、レーザプリンタの制御方式。最新バージョンはLIPS Vである。
PostScript
アドビシステムズの開発したレーザープリンタの制御方式。マッキントッシュやLinuxの標準方式であるが、アドビシステムズとのライセンス料の関係からか、この方式のプリンタは非常に高価(数十万〜100万円以上)である。そのため、リコーなどによる互換方式も広く使われている。
Windows Printing System (WPS)
マイクロソフトが開発した制御方式で、印刷イメージ展開などの主な処理をWindowsの機能を用いてパソコン側で行うことで、プリンタの製造コストを下げようとしたもの。Windows 95の全盛期であった1996年〜1997年頃に発売された低価格のレーザプリンタに多く採用されたが、マイクロソフトとのライセンスの関係などで短命に終わり、また後継OSのWindows 2000やXP、Vistaではドライバの提供などのサポートが中止された。
HP-GL (Hewlett Packard Graphics Language)
ヒューレット・パッカード社が開発したプロッタの制御言語(方式)。
201PL
日本電気(NEC)PC-9800シリーズ用純正プリンタ「PC-PR201」「PC-PR101」シリーズ用の制御方式。セイコーエプソンの「ESC/Pスーパー」や、1990年代までに製造された各社レーザプリンタの多くがこの201PL互換モードを持っている。NECの純正プリンタには、「PC-PR」シリーズとは別に「NMシリーズ」もあった。ちなみに、PC-9800シリーズでは動作しないWindows XPでも、標準で「PC-PR201」「PC-PR101」「NM」シリーズ用のドライバが収録されているため、USB変換やプリントサーバで認識できれば利用可能である。 ⇒[1]他の方式はコマンドを組み合わせる事により相互に互いをエミュレートできるのに対して、201PLは印刷文字幅に応じてヘッド移動速度が変化するという特性があり(さらに印刷中に文字幅が変わるとライトマージンが変更前、レフトマージンが変更後という非常に扱いづらい境界値にヘッドが移動する)、201PLではいったん最大解像度で予めレンダリングした物を出力するか、文字幅に応じて分割して出力しなければならない。この制約が存在する事が逆に201PL方式の延命をもたらし、他のシリアルプリンタ方式が衰退した現在でも実装されている。
ユニバーサル・シリアル・バス (USB)、セントロニクス仕様(IEEE 1284 - パラレルポート)、RS-232C (RS-422)、GP-IB、IEEE 1394などがある。従来はパラレルポートや、マッキントッシュではRS-422が主に使われていたが、現在はUSB接続が多い。
ただし業務用(オフィス環境)では、内蔵プリントサーバ機能によるネットワーク接続(TCP/IPなど)が主流となっており、共有プリンタ以外でのローカル接続(PCとプリンタを1:1で直結させる方法)はあまり見られない。
また単純なネットワーク接続(TCP/IP接続)では無く、共有プリンタ形式での接続も多く用いられる。これを行うことにより、プリンターを接続したサーバPCに各種OSのドライバを一括して保持させることが可能になる。クライアントとなる他のPCはサーバPCが保持しているドライバをインストールでき、個々のPCにドライバCDを渡す必要が無くなる。つまり、ドライバ管理が非常に容易になるという利点がある。
主なメーカー
カシオ計算機(CASIO)
コニカミノルタ(Konica Minolta)
セイコーエプソン(EPSON)
キヤノン(CANON)
京セラ ミタ
ヒューレット・パッカード(HP)
リコー(RICOH)
富士ゼロックス(Fuji Xerox)
沖データ(OKI)
アプティ(Advanced Peripherals Technologies , Inc)
富士フイルム
ブラザー工業(brother)
レックスマーク(Lexmark)
理想科学工業(RISO)
日立製作所
日本電気
シーメンス
富士通
アルプス電気
三菱電機
神鋼電機
武藤工業(MUTOH)
ローランド ディー. ジー.(RolandDG)
セイコーアイ・インフォテック(SIIT)
ミマキエンジニアリング(Mimaki)
ジェテック
RICOH/IBM Info Print Solitions Company(IPS)
脚注/参照^ 英文版記事; ⇒IBMセレクトリックタイプライタ
^ 参考英文版カタログ; ⇒活字をベルト状に一列環状にしたもの米国製GE TermiNet300プリンター;日本でもGEのタイムシェアリングシステムで相当数稼働した。