現在のフランスは、直接選挙で選ばれる大統領(任期5年、2002年以前は7年)に首相の任免権や議会の解散権など強力な権限が与えられ、立法府である議会より行政権の方が強い体制が敷かれている。このため、先進国の中でも日本などと並んで官僚機構が強いと言われることが多い。
また、大統領が任命する首相は、大統領にも議会にも責任を負っており、共に行政権を持つ(半大統領制)。このため、大統領の所属政党と議会の多数派勢力が異なる場合、大統領自身が所属していない議会多数派の人物を首相に任命することがある。この状態をコアビタシオンと呼ぶ。こうした場合、大統領が外交を、首相が内政を担当するのが慣例となっているが両者が対立し政権が不安定になることもある。
議会は二院制を採用し、上院に当たる元老院と、下院にあたるフランス国民議会がある。元老院は間接選挙で選出され、任期は6年で3年ごとに半数を改選される。国民議会は直接選挙で選出され、投票に際して小選挙区制と二回投票制度が定められている。優先権は国民議会にあり、元老院は諮問機関としての色彩が強い。
21世紀に入り、日米を除くG7各国や欧州連合加盟各国が北朝鮮と国交を結んでいる中、2007年1月現在もフランスは国交を締結していない。駐日フランス大使館によれば「今後も、(現在の北朝鮮とは)国交を結ぶ予定はない」との事。[要出典]2007年5月6日(CEST)に行われた大統領選挙ではニコラ・サルコジが当選し、同16日に第6代大統領に就任した。
主な政党
国民運動連合 - 保守・右派
フランス民主連合 - 中道(若干右寄りとされる)
社会党 - 中道左派・社会民主主義
フランス共産党 - 左派
国民戦線 - 極右・移民排斥(議席なし)
革命的共産主義者同盟 - 極左・トロツキスト政党(議席なし)
労働者の闘争 - 極左・トロツキスト政党(議席なし)
詳細はフランスの地方行政区画、フランスの地域圏をそれぞれ参照
フランス本土は、22の地域圏(レジオン region)に区分され、その下に96の県(デパルトマン departement)がある(各レジオンが2?8のデパルトマンに区分されている)。さらに海外には、4つの海外県と、複数の海外領土がある。
フランスはパリへの人口の一極集中が目立ち、同市に次ぐ都市は規模が小さい。つまりジップの法則からのずれが目立つ分布となっている。
都市行政区分人口都市行政区分人口
1パリイル=ド=フランス2,166,20011レンヌブルターニュ210,500
2マルセイユプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール826,70012ランスシャンパーニュ=アルデンヌ184,800
3リヨンローヌ=アルプ467,40013ル・アーヴルオート・ノルマンディ183,600
4トゥールーズミディ=ピレネー437,10014サン=テティエンヌローヌ=アルプ175,500
5ニースプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール346,90015トゥーロンプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール167,400
6ナントペイ・ド・ラ・ロワール281,80016グルノーブルローヌ=アルプ155,100
7ストラスブールアルザス272,50017アンジェペイ・ド・ラ・ロワール153,000
8モンペリエラングドック=ルシヨン248,00018ディジョンブルゴーニュ150,800