日本には「藤」のつく地名が多い。
市町村の花唐津城のフジ(佐賀県唐津市)
市
茨城県:取手市
群馬県:藤岡市
埼玉県:春日部市、羽生市、富士見市
神奈川県:藤沢市
静岡県:藤枝市
愛知県:岡崎市、津島市、江南市
京都府:福知山市
岡山県:倉敷市
高知県:四万十市
福岡県:小郡市
佐賀県:唐津市
宮崎県:延岡市
区
大阪府:大阪市福島区
町
青森県:南津軽郡藤崎町
岩手県:東磐井郡藤沢町
秋田県:山本郡藤里町
福島県:南会津郡下郷町
栃木県:下都賀郡藤岡町
埼玉県:北埼玉郡騎西町
東京都:西多摩郡日の出町
滋賀県:犬上郡甲良町
徳島県:名西郡石井町
福岡県:朝倉郡筑前町、八女郡黒木町
熊本県:上益城郡御船町
宮崎県:西臼杵郡高千穂町
消滅した自治体
宮城県:栗原郡瀬峰町
山形県:東田川郡藤島町
茨城県:北相馬郡藤代町
神奈川県:津久井郡藤野町
石川県:石川郡河内村
静岡県:磐田郡豊田町
愛知県:西加茂郡藤岡町
高知県:中村市
福岡県:甘木市、朝倉郡三輪町、山門郡三橋町、田川郡方城町
佐賀県:藤津郡嬉野町
文学・芸術
古事記
藤衣(ふじごろも)
万葉集
藤浪の花は盛になりにけり なら(平城)のみやこ(京)を思ほすや君防人司佑(さきもりのつかさのすけ)大伴四綱(よつな)の歌
枕草子
木の花は:「藤の花は、しなひ長く、色濃く咲きたる、いとめでたし」
あてなるもの:「薄色に白襲の汗衫。かりのこ。削り氷にあまづら入れて 新しき金まりに入れたる。水晶の数珠。藤の花・・・」
源氏物語
桐壺の巻: 飛香舎の庭は藤壺
花宴の巻:光源氏は藤の宴で朧月夜の君に話しかける
明石の巻:明石の君を「藤の花とやいふべからん」
藤裏葉の巻:「藤の花」は「雲居雁」を指す
俳諧
くたびれて宿かるころや藤の花(芭蕉)
絵画・工芸
色絵藤花文茶壷 野々村仁清作(国宝:MOA美術館蔵) ⇒[1] ⇒[2]
森狙仙《藤に三匹猿之図》(一宮市博物館蔵) ⇒[3]
藤娘
大津絵十種の画題の一つ日本舞踊の「藤娘」では、藤娘(藤の精)がフジの花枝を持って舞う
昔絵の春や辨慶藤娘 子規
藤紋(ふじもん)は日本の家紋の一種。ヤマフジのぶら下がって咲く藤の花と葉を「藤の丸」として図案化したもので、元来は、「下り藤」である。
藤紋を用いたのは藤原氏であるかのようにいわれてきているが藤原氏流の家での使用は7家(97家中)のみであった。室町時代に流行し、江戸時代には武士における使用家が170にも及んでいる。
上り藤、下り藤、一つ藤巴、藤輪、利久藤、遠藤、三追い藤などがある。
衣装
藤布(ふじぬの):庶民用布、ござの縁布
藤衣 (ふじごろも):公家の喪服にもちいられた
染色:
襲色目 藤(ふじ) ⇒[4]淡紫から白のグラデーション:毎年3-4月に着用
着物の文様
花簪(かんざし):フジの花序をかたどったものがある ⇒[5] ⇒[6]。
世界遺産
春日大社の砂ずりの藤(奈良県奈良市春日大社境内) ⇒[7]
国指定天然記念物
藤島の藤(岩手県二戸郡一戸町仁昌寺) ⇒[8]