この項目では、コンピュータゲームのキャラクターについて説明しています。
アメリカ映画については「ビッグ・ボス (映画)」をご覧ください。
北海道日本ハムファイターズの監督については「新庄剛志」をご覧ください。
その他については「ビッグボス」をご覧ください。
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メタルギアシリーズ > メタルギアシリーズの登場人物 > ビッグ・ボス
ビッグ・ボス(BIG BOSS、1935年 - 2014年、ファントムは1932年 - 1995年)は、コナミ(コナミデジタルエンタテインメント)のアクションゲーム「メタルギアシリーズ」に登場する架空の人物。同シリーズの主人公の1人である。 特殊部隊FOXHOUND総司令官であり、国境なき軍隊 (Militaires Sans Frontieres)、ダイアモンド・ドッグズ、および独立武装要塞国家であるアウターヘブンとザンジバーランドの首領[1]。ビキニ環礁で被爆している。 本名はジョンで、ザ・ボス及びゼロ少佐からは愛称として「ジャック」と呼ばれている。ファミリーネームは不明。『METAL GEAR SOLID3』ではパラメディックに「ジョン・ドゥ」と名乗るが、これはアメリカでは身元不明の男性死体を指してジョン・ドゥと呼ぶ習慣があることを踏まえた冗談。作中では本当のファミリーネームは明かされなかった。 身長180cm[2]、体重89kg。母語である英語のほか、ヴァーチャスミッション・スネークイーター作戦でロシア語、ピースウォーカー事件でスペイン語とフランス語を使いこなしている。ロシア語に関しては、ニコライ・ステパノヴィッチ・ソコロフに「完璧なロシア語」だと評価された。FOXの隊員だった頃のコードネームはネイキッド・スネークである[3]。 性格は基本的には冷静沈着でハードボイルドだが、仲間への優しさや他人への思いやりも見せる。お茶目な性格であり、頻繁にジョークを飛ばしたりもする。段ボール箱に魅力を感じている[4]。葉巻き煙草(シガー)を嗜好としており、任務中も決して手放さない。吸血鬼を苦手としており、話題が出るだけで吸血鬼が登場する悪夢に苦しめられる。当初はヘビなどの野生動物を食べるサバイバル生活に乗り気ではなかったが、次第にどんどんハマっていく[5][6]。 敵であるオセロットに対しても、戦闘を通じてアドバイスを送り[7]、彼を結果的に成長させたり、彼に勝利しても「奴はまだ若い」として見逃すなど敵味方関係なく才能ある若者を育てるのも好きな模様で、人の技量を見る確かな目を持っている。 本人の意に反して作られた彼のクローンが「恐るべき子供達[8]」(ソリッド・スネーク、リキッド・スネーク、ソリダス・スネーク)である。 なお、若い頃の外見はソリッド・スネークにそっくりだが肌の色など細部が異なる[要出典]。老成した外見は純粋なクローンである『MGS2』時点のソリダスがそっくりであり、特に目を負傷して眼帯をつけたソリダスの外見はオセロットからも「ビッグ・ボスに瓜二つ」と言われていた。 ベトナムに於いてLRRP
概要
80年代に様々な地域紛争、民族紛争に参加し、一時期はジャーナリズムによる批判の的にもなった。その後は戦線を退き、軍事教育を講じるようになる。
90年に入り、米国非正規特殊部隊FOXHOUNDの作戦総司令官として任命され、国内に呼び戻される。同時に傭兵派遣会社アウターヘブンを南アフリカ奥地で武装要塞国家として変貌させ、「アウターヘブン蜂起」を引き起こす。しかし、自ら情報撹乱の為に派遣したFOXHOUNDの新人隊員ソリッド・スネークの想定外の活躍によって、最終兵器メタルギアは破壊されてしまい蜂起は阻止され、その際に死亡したと思われていた。
しかし、実はアウターヘブンで死亡したのはある事件以降に影武者(ファントム)として活動していたパニッシュド・"ヴェノム"・スネーク(エイハブ)であり、FOXHOUND司令官の本物のビッグ・ボス本人はアウターヘブン壊滅後中東に逃れ、新たに軍事国家ザンジバーランドを築いていた。世界が深刻なエネルギー危機を迎える中、石油精製藻類OILIXを開発したキオ・マルフ博士を拉致して世界各地の核貯蔵庫を襲撃し、世界に対して軍事的・経済的な優位を確保しようと「ザンジバーランド騒乱」を引き起こす。しかし、自身が創設した特殊部隊FOXHOUNDと米国政府によって再び送り込まれたソリッド・スネークの手により計画は再び頓挫し、自身はライターとスプレー缶による即席の火炎放射器で全身を焼き尽くされた。
来歴
スネークイーター作戦
『メタルギアソリッド3』(2004年発売)
ヴァーチャスミッション
1964年8月24日・同年8月30日。FOXHOUNDの前身であるFOX部隊に所属するCIA工作員。同部隊の初任務としてソ連領内で兵器開発者であるニコライ・ステパノヴィッチ・ソコロフを救出し、亡命を支援する極秘任務中、師であり伝説の兵士である「ザ・ボス」の妨害を受け、救出任務は失敗に終わる。その際に、ソ連軍大佐、エヴゲニー・ボリソヴィッチ・ヴォルギンがソコロフの工場に向けて発射した無反動核弾頭・デイビー・クロケットの爆発から、数キロ?10キロほど離れた場所にいたことから放射能を浴びている。なお、ヴァーチャスミッションとは、直訳で「高潔な任務」という意味である。
スネークイーター作戦
一週間後、最後のチャンスとして、敵に連れ戻されたソコロフの奪還、彼が開発した新型兵器「シャゴホッド」の破壊、GRUのヴォルギン大佐の抹殺、そしてソ連に亡命したザ・ボスの抹殺という任務を帯び、FOXの存続をかけて、再びソ連領内に降り立つ。そこでEVAと共に任務を遂行し、シャゴホッドの破壊とヴォルギンの抹殺をやり遂げる。そして「生き残った者が死んだ者の意志を継ぎ戦い続ける」としてザ・ボスとの最後の戦いに挑み、彼女に勝利してトドメを刺し、全ての任務を完遂した。事件終結後はアメリカを救った英雄として賞賛されボスの座を受け継ぎ、ザ・ボスを超える者として「ビッグ・ボス」の称号を大統領から勲章と共に贈られる。しかし、EVAからザ・ボスの亡命は偽装で、ヴォルギン大佐がアメリカ製の核弾頭であるデイビー・クロケットを撃ち込んだ事により、ニキータ・フルシチョフから潔白を求められたアメリカの策略であり彼女は自分に殺されることこそが任務であり、彼女こそが国を救う為に全てを投げ出した真の愛国者だったことを知る。祖国を裏切った売国奴として名前も刻まれていない彼女の墓にオオアマナを添え、その前で彼は1人敬礼し、静かに涙を流した。そしてそんなザ・ボスの願いは、世界を一つにする事だった。この当時のコードネームは前述の通り、ネイキッド・スネーク(Naked Snake)。FOX部隊の指揮官であるゼロ少佐により、命名された。唯一始めから装備している武器は、MK22ハッシュパピーだが、1964年当時は試験段階であり、スネークが装備しているものは、MK22を麻酔弾仕様に改造したものであった。作戦中に捕虜となり、その場にいたEVAを撃とうとしたオセロットにEVAを庇う為に体当たりをした際に、暴発した銃のマズルフラッシュによって右目を失い、これ以降は右目に彼のトレードマークともなる眼帯を着用する[9]。
サンヒエロニモ半島事件
『メタルギアソリッド ポータブル・オプス』(2006年発売)
1970年11月2日[10]。スネークイーター作戦が終了した後はビッグ・ボスの称号を捨てFOX部隊も除隊していた。しかし、ジーン率いるFOX部隊から「賢者の遺産」の在処の行方を知る人物と判断され、コロンビアのサンヒエロニモ半島へ拉致される。監禁された牢屋の相部屋にはグリーンベレー隊員のロイ・キャンベルが監禁されており、彼の仕組んだダクトから脱獄した。脱獄後は医療係のパラメディックや武器装備担当だったシギントと通信し、ゼロ少佐がCIAに捕らえられたことや、この事件の首謀者がビッグ・ボスだとされている事を知る。身の潔白を証明するため、彼はキャンベルと共に事件を解決するために行動する。
FOX部隊の指揮官だったジーンのアーミーズ・ヘブン計画に影響され、彼から受け継いだ資金と人脈は国境なき軍隊の資産となる。
ピースウォーカー事件
『メタルギアソリッド ピースウォーカー』(2010年発売)
1974年11月4日。