ヒマラヤ山脈の地形は非常に険しく、人を容易に寄せ付けないが、いくつかの道が存在する。
ナトゥラ峠とジェレプラ峠
ナトゥラ・パスとジェレプラ峠は、シッキムのガントクとチベットのラサを結ぶルートである。ジェレプラ峠はシルクロードの支道の一部であると考えられている。
チベットのニャラムからネパールのバドガオンを結ぶルート
ロータン峠
ロータン峠はインドのヒマーチャル・プラデーシュ州にある。
スリナガル-チベットルート
カシミールのスリナガルから、ラダックのレーを経てチベットに至るルート。インドと中国の政治問題のため、現在このルートは国境で閉鎖されている。インド側に自動車道の世界最高地点のカルドン峠がある。
巨大なヒマラヤ山脈は、何万年もの間、人々の交流を妨げる障壁となった。 特にインド亜大陸の民族と中国・モンゴルの民族が混ざり合うのを妨げ、これらの地域が文化的、民族的、言語的に非常に異なっている直接の原因となった。 たとえば、ジンギスカンはヒマラヤ山脈のために帝国を亜大陸に拡大することができなかった。
また、急峻な地形と厳しい気候によって、孤立した地域が生まれ、独特の文化が育まれた。これらの地域では、現代でも交通の便が悪いため古い文化・習慣が根強く残っている。
ネパールはインドと文化的なつながりが強く、中国文化圏との共通性はほとんど無い。 ヒマラヤ地域に広く分布するチベット民族は顔つきこそモンゴロイドだが中国文化圏との共通性は低く、インド文化圏とも共通性は少ない。独特の文化圏を形成している。
ヒマラヤ西部ではイスラムの影響が強いが、キリスト教を信仰し、ヨーロッパのような文化を持つ地域もある。 非常に僅かだが、ローマ時代の移民が居住し非常に変わった文化を持つ地域もある。
ヒマラヤ東部ではインドや中国文化圏の影響を受けるがそれほど強くはない。西部に比べると地味が良く食糧事情がいいので、少数民族が多く存在する。中には日本やベトナムの文化・言語と強い関連性を持つ民族もいて興味深い。
ヒマラヤ山脈を舞台にした映画
レッド・マウンテン LOC-Kargil (2003 インド映画)
ゴールデン・チャイルド The Golden Child (1986 アメリカ映画)
ヒマラヤ山脈?籍
"ヒマラヤ.自然?神秘?人間" ブランシュ・クリスティーヌ オルシャーク、アンドレアス グルシュケ、アウグスト ガンサー、 エミール・M. ビューラー著. 東京: 日本テレビ放送網 1989. ISBN 4-8203-8843-6C0025
関連項目
地球物理学
プレートテクトニクス
プルームテクトニクス
チベット
ネパール
ブータン
ラダック
ザンスカール
ラマ教
外部リンク
⇒ヒマラヤ国際映画祭プロジェクト
英語版 ⇒en:Himalayasを一部翻訳、参考。著者 ⇒en:user: Ikhanmdほか。ウィキメディア・コモンズには、 ⇒ヒマラヤ山脈 に関連するマルチメディアがあります。などして下さる協力者を求めています(P:地理/PJ世界の旅)。
カテゴリ: 世界地理関連のスタブ項目 | アジアの山地 | 中国の山脈 | インドの地形 | パキスタンの地形 | ネパールの地形
更新日時:2008年8月8日(金)06:46
取得日時:2008/08/18 16:34