パンジー
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名前の起源と特記事項

花が人間の顔に似て、八月には深く思索にふけるかのように前に傾くところからフランス語の「思想」を意味する単語パンセ (pens?e) にちなんでパンジーと名づけられた。このその由来のために、パンジーは長い間自由思想のシンボルであった。また、 ⇒アメリカ非宗教組合の文学で用いられていた。パンジーは2世紀に渡って意図的に野草を掛け合わせて作られたことから、人道主義者たちもまたこのシンボルを好んだ。 ⇒信教からの自由連盟 (FFRF)はパンジーのシンボルを襟ピンや文学で広範囲に用いた。

エリザベス朝時代から現在にいたるまで、英語の「pansy」は女みたいな男、女々しい男、転じて男性同性愛者を意味し、男らしくない、勇気がないという意味で男性を侮辱するときの呼称としても使われる。"ponce"(「ヒモ」)という単語は「パンジー」から来ているが、現在で言う売春婦からせびりとる男という意味はもともとは無かった。一方"poncey"は現在でも女みたいな奴という意味である。

パンジーはPansieとも綴られ、女性の名前として用いられることがある。ハリー・ポッターシリーズでは、パンジー・パーキンソンという登場人物が出てくる。


芸術・文化の中でのパンジー

ウィリアム・シェイクスピアの『夏の夜の夢』では、パンジーの花から絞った汁が愛の妙薬として用いられており、『ハムレット』にも ⇒オフィーリアの台詞の中にパンジーが登場するが、シェイクスピアが生きていた時代はパンジーの交配が行われるよりもはるかに前であるため、シェイクスピアの作品中のパンジーは英語で"heartsease"と呼ばれるサンシキスミレ(Viola tricolor)のことを指している。 1827年ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテが絵画「パンジーの花束」を制作。 1926年ジョージア・オキーフが一輪の黒いパンジーを描いた「パンジー」を制作。引き続き1927年には「白いパンジー」を制作。 D・H・ローレンスは「パンジー」という題の詩集を書いている。 パンジーは刺繍から陶芸までのアーツ・アンド・クラフツで好んで用いられるイメージでもある。

パンジー・ディビジョンという名前の ⇒クイアコアの音楽バンドが存在する。ウィキメディア・コモンズには、 ⇒パンジー に関連するマルチメディアがあります。 カテゴリ: スミレ科 | 花卉

更新日時:2008年7月11日(金)21:30
取得日時:2008/08/26 04:08


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki